2010年05月22日
■2010年5月22日放送分■
■住みかえ探検隊
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
亡くなられたお母様が暮らしていた横浜市の家が
空き家になるため、JTIの借り上げ制度を利用された
Tさんに(女性)に電話でお話を伺いました。
【Tさんのケース】
◆当初、アパートに建て替えることも考慮したが、
立地条件が悪く(丘の上に建っている)断念。
◆売却は、時期が悪く、値段が下がってしまった。
◆母が庭を愛していたので、可能ならば残したかった。
◆制度利用後、1カ月後に入居者が決まり、
お庭の手入れを
しっかりしてくれる方が入居してくれた。
家が「古い」場合、
賃貸に向かないのでは?――と考えるかたが多いですが
(たとえば)子育てをする家庭では、
襖をボロボロにしてしまう――ことが考えられ、
“気を使ってしまう”人もいます。
また「キレイ」より「広い」こと、
「土がある」ことが重要と捉える人もいます。
大垣 「“そのまま(の状態で)住みたい”と考える人も
“意外と多い”ということを ご理解ください」
◆アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
「ゆとり住みかえ」について
古い家を
JTIの借り上げ制度を利用して貸して、
家賃を得たとしても、
住みかえ先の新居を購入または賃貸したのでは
「大変なのでは?」とお考えのかたのために――
◇神奈川県・川崎駅前の場合◇
坪単価100万円
◇千葉県・木更津駅近くの分譲地の場合◇
東京アクアラインを利用して車で30分程度の
木更津の駅近くの分譲地の坪単価は
・・・10万円以下
覚えておきたい「70・20」法則
【通勤時間】が
公共交通機関のあるところで
1時間10分(70分)かかる所、
公共交通機関がなく、乗用車を利用する場合は
20分程度かかるところは
「住めない」と考える人が多い。
大垣 「この“70分・20分距離”を
過ぎたエリアから、地価は
1~2割程度に激減することがあります」
多くの人が“通勤・通学ができるエリア”と考えるのは
実は、大変限られた狭いエリアなのです。
「通勤エリア」としては
“離れた場所”に位置している――として
売れ残ってしまう土地は、
実際は、都会とほとんど同じでありながら、
値段は「地方」と考えられる土地と
ほとんど変わりありません。
このように、少し場所をかえただけで、
非常に安く、家を手に入れることが可能です。
『孫から30分、都心に1時間』のエリアへの住みかえを!
週末に孫を連れて30分程度で来られ…
たまに都心に出かけられる…
このように“通勤・通学できないギリギリの距離”を
『孫から30分、都心に1時間』と位置づけています。
このようなエリアへ移り住むことを考えると、
これまで住んでいた家の家賃収入が
十分、次の家を買うための資金になるのです。
大垣 「“住みかえ”の視野を広げましょう。
人が移り住むことで“消費”を実現できます。
これからは『産業』ではなく
『住みかえ』で国を豊かにしていきましょう」
番組では、住みかえ・移住に関する質問をお待ちしています。
宛先 メール:sumikae@joqr.net
ハガキ:〒105-8002 文化放送「住みかえ大作戦」