アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年05月22日

■2010年5月22日放送分■

■住みかえ探検隊
 
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
亡くなられたお母様が暮らしていた横浜市の家が
空き家になるため、JTIの借り上げ制度を利用された
Tさんに(女性)に電話でお話を伺いました。
 
【Tさんのケース】
 
 ◆当初、アパートに建て替えることも考慮したが、
  立地条件が悪く(丘の上に建っている)断念。
 ◆売却は、時期が悪く、値段が下がってしまった。
 ◆母が庭を愛していたので、可能ならば残したかった。
 ◆制度利用後、1カ月後に入居者が決まり、
  お庭の手入れを
  しっかりしてくれる方が入居してくれた。
 
 家が「古い」場合、
 賃貸に向かないのでは?――と考えるかたが多いですが
 (たとえば)子育てをする家庭では、
 襖をボロボロにしてしまう――ことが考えられ、
 “気を使ってしまう”人もいます。
 
   また「キレイ」より「広い」こと、
  「土がある」ことが重要と捉える人もいます。
 
大垣 「“そのまま(の状態で)住みたい”と考える人も
     “意外と多い”ということを ご理解ください」

 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  「ゆとり住みかえ」について
 
 古い家を
 JTIの借り上げ制度を利用して貸して、
 家賃を得たとしても、
 住みかえ先の新居を購入または賃貸したのでは
 「大変なのでは?」とお考えのかたのために――
 
 神奈川県・川崎駅前の場合
 
  坪単価100万円
 
 千葉県・木更津駅近くの分譲地の場合
 
  東京アクアラインを利用して車で30分程度の
  木更津の駅近くの分譲地の坪単価は
  ・・・10万円以下
 
 覚えておきたい「70・20」法則
 
 【通勤時間】
 公共交通機関のあるところで
 1時間10分(70分)かかる所、
 公共交通機関がなく、乗用車を利用する場合は
 20分程度かかるところは
 「住めない」と考える人が多い
 
大垣 「この“70分・20分距離”
     過ぎたエリアから、地価は
     1~2割程度に激減することがあります」

 
  多くの人が“通勤・通学ができるエリア”と考えるのは
  実は、大変限られた狭いエリアなのです。
 
   「通勤エリア」としては
   “離れた場所”に位置している――として
   売れ残ってしまう土地は、
   実際は、都会とほとんど同じでありながら、
   値段は「地方」と考えられる土地と
   ほとんど変わりありません。
 
 このように、少し場所をかえただけで、
 非常に安く、家を手に入れることが可能です。
 
 『孫から30分、都心に1時間』のエリアへの住みかえを!
 
 週末に孫を連れて30分程度で来られ…
 たまに都心に出かけられる…
 このように“通勤・通学できないギリギリの距離”を
 『孫から30分、都心に1時間』と位置づけています。
 
   このようなエリアへ移り住むことを考えると、
   これまで住んでいた家の家賃収入が
   十分、次の家を買うための資金になるのです。
 
大垣 「“住みかえ”の視野を広げましょう。
     人が移り住むことで“消費”を実現できます。
     これからは『産業』ではなく
     『住みかえ』で国を豊かにしていきましょう」

 
 
番組では、住みかえ・移住に関する質問をお待ちしています。
 
宛先 メール:sumikae@joqr.net
 
   ハガキ:〒105-8002 文化放送「住みかえ大作戦」

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