『若年ホームレス』
今朝の江川紹子さんの「ニュースのキーワード」は、
大阪、東京などにあるホームレスのための自立支援センターで、
20~30代の入所者の割合が急増していることを受けて。
以前は高齢化が問題となっていたが、
最近では大阪は全体の3分の1に達し、
東京も4分の1近くが若年層となっているらしい。
リーマン・ショック前後の雇用情勢の悪化が、
若年ホームレスを生み出しているというが、
仕事と同時に住む場所を失った結果と思われる。
日本の福祉の仕組みは、
住所がないと始まらないことに問題がありそう。
住所がないと全ての支援が受けられず、
格差の底辺にとどまるしかない。
”無駄遣い”、”バッシング”など問題もあるホームレス対策ではあるが
あら捜しばかりしないで、どういう意義があるか検証し、
立て直しも必要である。
その姿勢には協力したい。
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