『歴史の法廷』
今朝の江川紹子さんの「ニュースのキーワード」は、
「事業仕分け」で科学技術への厳しい判定が相次ぐ中、
ノーベル賞受賞者で理化学研究所理事長・野依良治さんの言葉を受けて。
「凍結を主張する方々は、将来、歴史という法廷に立つ覚悟ができているのか」
科学の分野でも、コスト意識は必要だが、あまりにも乱暴だろう。
「効果が国民に見えない」などとして、
「限りなく予算計上見送りに近い削減」と判定しているが、
長期的な展望があまりにもなさすぎる。
また、財務省の資料に誤りがあるとの指摘もある。
費用対効果のみを求める姿は、小泉改革的であり議論が単純すぎる。
最終的には長期的な判断も忘れてはならない。
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