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『ＤＮＡ鑑定』
今朝の江川紹子さんの「ニュースのキーワード」は、
1990年に発生したいわゆる「足利事件」について。
当時のＤＮＡ鑑定でＤＮＡ型が一致したとして有罪が確定したが、
その後鑑定の精度が上がり、昨年１２月に行われた鑑定では
一致しなかったことから高裁で再審が始まる可能性が出てきた。
日本におけるＤＮＡ鑑定の証拠能力が認められた裁判の１号であるが、
徐々に精度も上がり、ここへきて結果が違うものが出てきている。
アメリカでは、再鑑定の結果２３７人が無実を証明しているという結果もある。
そうであるのなら、過去の鑑定結果を洗い直し、
当局が積極的に利用するほうが正義の活用法ではないだろうか。
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