
『午後のレモン水』
今朝のアーサー・ビナードさんの「ニュースのキーワード」は、
グルジアでの紛争を受けて。
詩人の中村千尾さんの詩に『午後のレモン水』という
1965年に発表された作品がある。
時代は米ソ冷戦構造のとき。
「ホワイトハウスもグレムリンも、午後のお茶の時間は平和に過ごしている」、
というものであるが、この詩をアーサーさんが英訳し、
アメリカの友人に見せたところ、「(時代的に)古い」と言われた。
冷戦は過去のものになってしまったのだろうか。
でも、いまグルジアでの紛争は、
旧ソ連(ロシア)とアメリカの代理戦争となっている。
あの時と何も変わっていないのである。

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