先週の「週刊エンター」で取り上げた
「首都高 中央環状線山手トンネル」の取材での写真を
ご紹介します!
山手通り地下に首都高が作られているのをご存知の方は
たくさんいると思いますが、開通前の地下トンネルを歩いたことがある方は
ほとんどいないと思います。
今回は12月に開通する、池袋~新宿をつなぐ中央環状新宿線、
山手トンネルに入らせていただきました!
まだ車が通っていないトンネル↓
場所は、JR東中野駅から歩いて3分くらいのところ。
地下、約30メートルのトンネルは地上よりも涼しく気持ちよかったです。
現在は、ほぼ完成していて様々な施設のテストなどを行っているようでした。
開通する首都高5号池袋線・高松から、4号新宿線・初台までのおよそ7km。
これにより、現状30分かかる新宿~池袋間が最短10分に短縮されるとのこと!!
交差する鉄道11路線、ライフラインなどの既にある埋設物に影響なく工事をする為に、
「シールド工法」という直径13mの巨大なモグラのような機械を使って、
地中を横に掘りながら進む方法を開発したそうです。
映画の「オーシャンズ13」に出てきたような円筒形の機械でガンガン掘り進み、
しかも、掘りながら壁も作ってしまうという優れものの最新技術!!
この↑不思議な丸い筒の集合体は消音装置。
そしてこれは↓トンネル内の汚れた空気をきれいにしたあと、
換気塔を通って100メートルまで吹き上げさせる、
超パワフルなファン!
飛行機のエンジンみたいでした~。
この夏、見学会も行ったそうです。
行った人から話を聞いたら、地上は猛暑、地下はヒンヤリ快適だったとか。
入り口↓
今回の開通で首都高全体の渋滞の2割が解消。
4号新宿線はほぼ解消。
そして今後、3号渋谷線(池尻)につながると、5割が解消(平成21年度予定)
さらに中央環状品川線(池尻~大井)が完成(平成25年予定)すると、
湾岸線を除くほぼ全部が解消する見込みだそうです。
開通したら車がビュンビュン走る「山手トンネル」。
今は2ヵ月後の開通を静かに待っている、そんな感じでした!
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