毎週土曜日、2時間の生放送!

「このニュース、一体どうなっているの?」
「どの情報を頼ればいいの?」

ニュースを読み解くのは難しい、いまさら他人に聞けない、
関心がない・・・というアナタへ!
ロンドンブーツ1号2号の田村淳がリスナーを代表して
世の中の「?」や本当の話に楽しく迫ります!

December 20, 2010 03:02 PM

スタッフ日記~106、107~

どうも、番組スタッフの剣持です。

第106・107回のゲストは、政治ジャーナリストの上杉隆さん!

【プロフィール】
1968年 福岡県のお生まれ。
      都留文科大学ご卒業後、
      テレビ局、衆議院議員公設秘書、
      ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、
      フリージャーナリストに。

政治・メディア・ゴルフなどをテーマに活躍されています。
主な著書に『記者クラブ崩壊』『なぜツイッターでつぶやくと日本は変わるのか』
『ジャーナリズム崩壊』『暴走検察』『官邸崩壊』などがあります。

●お生まれは福岡…
福岡で生まれて、1歳で東京に来てしまったのでインチキ九州男児です(笑)

●都留文科大学(山梨)ご卒業…
実家は新宿・高校は渋谷付近なので田舎と都会を刺激的に生きてきました(笑)

●テレビ局、衆議院議員公設秘書、
ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに…

一見、立派に思うじゃないですか?でも基本的にこれ事実上のクビなんですよ(笑)
だから転職では無くて失業で、その間は、
ハローワークに通ったりカラオケ屋でバイトをしたりしていました。

《テレビ局→衆議院議員公設秘書》
テレビ局を辞め、(当時)衆議院議長の鳩山さんの所へ行くんですけど、
最初の面接で『君は将来どこから出たい(出馬)んだ?』と聞かれ、
『将来はマスコミに戻って、ここでの体験をすべて書きたいと思います』と答えたら、
『それではスパイしゃないか~ッ!!』と、クビ…

NKHを辞めてしまっていたので、カラオケ屋でバイト。

しばらくしてまた鳩山さんの所から
『欠員が出たので、もう1度面接を受けに来てくれ』という話があり、
今度は『(本心では無いが…)考えを改めました!!山梨区から出たいです!!
国会じゃなくて村長選で!!』と答えると、
『志が低いなぁ…』とガッカリされながらも採用。

秘書(田中派型)の仕事は、それはもう過酷!!

朝7時~夜11時が定時・・・だけど

朝5時、本人(鳩山さん)が起きる前に自宅へ行き、
皿洗い・ゴミ捨て・掃除・雑草抜き・犬のエサやりをする

夜は、本人の家で晩酌に付き合い、戸締りをし、夜中の1時に終了

その後、事務所に帰り、次の日の調書や会議の準備

そのまま事務所に泊まる毎日

土日は無し!!
更にお盆・正月は本人と一緒に別荘へ行くので、それこそ24時間労働

最初の半年間は、新聞にも触れず、ひたすら掃除のみ

その後、やっと運転手(奥さん→本人)になり…

徐々に出世をし、公設秘書になれる。

当初、1年間しかいるつもりは無かったが、結局5年間勤めた。

《ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者》

公設秘書を辞め、メディア系の企業を受けるが、
『中途採用NG』『編集記者経験が3年以上無い』
『政治色が付いている・報道は公平で無ければいけない』という理由で落とされる。

そこで、“日本が駄目ならアメリカがあるだろう!!”ということで、
ニューヨーク・タイムズへ…

『君が政治家の秘書をやっていたからウチは採用するんだ。
政治の知識があり人脈もある。君が新卒だったら採用する訳が無いだろう?』
と言われ、日本との考え方の違いに衝撃を受ける。

しかし海外ではむしろそれが常識で、ほとんどが中途採用!!
皆があらゆるプロフェッショナル!!だということを知る。

…というお話でした。
続きは、上杉さんの御本『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』に、
これまでの人生や仕事術・情報収集術などが書かれていますので、
ぜひコチラをご覧ください。

その他、番組では、記者クラブとは?
そして官房機密費問題などについてお話を伺いました。

そしてリクエスト曲は、『これを聴くと働く気力が沸く!!』という1曲。そして…
『戦争は終わった…。
記者クラブとかそんなことで、メディアが戦っている時代じゃないんですよ!!』と
アツく語って下さった1曲。ということでコチラ…


上杉隆さんのリクエスト曲♪デザイアー/U2
                ♪ハッピー・クリスマス/ジョン・レノン&オノ・ヨーコ

投稿者 newsclub : 03:02 PM