January 15, 2010 05:02 PM
スタッフ日記~61~
どうも、番組スタッフの剣持です。
第61回、今回のゲストは、中国生まれの中国系日本人でいらっしゃいます
政治評論家の石平(せきへい)さん!!
石平さんは、1989年の“天安門事件”で、多くの友人を亡くされ…
それをキッカケに、祖国中国と“精神的に決別”をされました。
そんな石平さんに、中国と日本の関係について、お話を伺いました。
●中国人の“反日感情”について…
石平さんが日本に来た頃(1988年)は、まだ、
中国には“反日感情”というものは無かった!!
その証拠に、1980年代に中国で一世風靡した大衆文化のほとんどは日本のもの。
●では何故、そのようなものが生まれたのか?
1989年の“天安門事件”がキッカケ!!
大学生達が民主化を求めてデモをしたり、集会をしたりし、
それを中国共産党政府は、戦車部隊まで出動させて、鎮圧(銃殺)した。
それにより、多くの若者が死傷し、中国共産党政府は、
国民に対し負い目を感じることとなる。
そこで、国民の憤り・憎しみを外国へ…日本に転化しようとした。
『日本人こそが悪い奴だ!!』という反日教育…
そこで初めて、多くの国民に植え付けられた。
●今でもその意識は強いのか?
最盛期に比べれば少しは治まってきている。
もともと政治・権力によって植えつけられたものなので
反日教育さえ止めれば、すぐになくなるだろう。
●昨年末、小沢さんが150人の政治家を引き連れ、中国を訪問しましたが…
結果的に日本のイメージを下げる行為だった!!
中国人が、あの様子を見たら、日本を見下すに違いない。
“日本の政治家は、なんて軽い奴等だ!?”と…
中国の国家主席と30秒の2ショット写真を撮る為に列に並んでいる姿…情けない!!
国会議員達は、選んだ国民の1票をなんだと思っているのか!?
そもそも国民の歳費を使ってやることなのか?
ジャイアンとのび太の関係
(ジャイアン=中国、のび太=日本)を浮き彫りにしてしまった。
●何故、日本は外国に頭が上がらないのか?
それは、原罪意識(=我々は、先祖代々罪を犯した人間だという意識)があるから。
日本の教科書には、日本が昔やった悪いことが多く記載されているが、
ハッキリ言って、歴史上悪いことをやっていない民族なんてどこにもいない!!
中国、韓国、ロシア…どの国も、自分達のやった悪いことなんて書いていないし、
国家とはそういうもの!!
子供達に『お前達の国は悪い!!』と植えつける教育はおかしい。
●“へりくだる”という、日本の文化故では??
“こっちが一歩譲れば、相手も分かってくれるだろう”という日本的美徳は、
日本でしか通用しない!!
外国にそんな論議を持ち出したら、馬鹿にされるだけ!!
国際社会では、“こっちが一歩譲ったら、相手はますます攻めてくる”…
国家とはそういうもの!!
…というお話でした。石平さん、とてもオチャメな方でしたねぇ!!
大きな声で熱く話されるので、“怒っている?”と勘違いされてしまいそうですが、
決してそうではなく、私達日本人に“堂々と胸を張れ!!”と、
喝を入れて下さっていたんだと思います。
まとめ ・日本人はもっと自分に誇りを持つべき!!
石平さんのリクエスト曲♪愛しき日々/堀内孝雄
♪乾杯/長渕剛
投稿者 newsclub : 05:02 PM