October 17, 2009 08:14 PM
スタッフ日記~49~
どうも、番組スタッフの剣持です。
DNAの再鑑定によって、今年6月に冤罪が明らかとなった『足利事件』。
そもそもDNA鑑定とはどういったものなのか?
第49回の今回は、
元警察庁科学警察研究所副所長・鈴木法科学鑑定研究所代表取締役の
鈴木隆雄さんをゲストにお迎えし、最新の科学捜査についてお話を伺いました。
●音声鑑定
声紋とは…人間の声を分析し、その特徴を抽出したパターンのこと。
その表れた波形から、声の速さ、高さ、音の成分の量などを分析・比較し、
犯人のものかどうかを鑑定する。
昭和38年『吉展ちゃん誘拐事件』の時に初めて導入され…
それ以前は、犯人の喋り口調(速さや、方言、出てくる単語など)から、
言語学者などが鑑定していた。
2つの声紋を比べる時、同じ言葉であることが望ましい。
今の技術では、“あ”とか“い”とか“う”など…単音から鑑定することも可能ではあるが、
やはり、同じ単語…更にこれが3つ(以上)あると、間違いが少なく確実である。
●DNA鑑定
昔は、血液型(A・O・B)を中心に鑑定していたが、
現在は、遺伝子(染色体)を調べることで、より個人に絞られるDNA鑑定を採用。
今では、古くなった(昔の)血液などからも鑑定が出来るようになった。
…とのことでした。
まるで、ドラマの中のようなお話でしたねぇ!!
ただ、これだけ鑑定技術が進化してくると、すぐに犯人が特定されて…
今後、“2時間のサスペンスドラマが成立しなくなるのでは?”
ということが懸念されますね(笑)
まとめ ・新たな犯罪に備えるべく、新しい技術・研究をどんどん取り入れる!!
鈴木隆雄さんのリクエスト曲♪高校三年生/舟木一夫
♪雨に咲く花/井上ひろし
投稿者 newsclub : 08:14 PM