毎週土曜日、2時間の生放送!

「このニュース、一体どうなっているの?」
「どの情報を頼ればいいの?」

ニュースを読み解くのは難しい、いまさら他人に聞けない、
関心がない・・・というアナタへ!
ロンドンブーツ1号2号の田村淳がリスナーを代表して
世の中の「?」や本当の話に楽しく迫ります!

May 07, 2009 02:32 AM

スタッフ日記~26~

どうも、番組スタッフの剣持です。


第26回、今回は、最近ニュースでも
“相撲界、芸能界の大麻乱用”が問題視されている!!”
という事を受け、『大麻汚染問題』について、
医療法人せのがわ KONUMA記念 東京薬物乱用予防センター所長の
原田幸男さんをゲストにお迎えしてお話を伺いました!!


薬物乱用依存者の多くは、
『いつでも辞められる、俺は意思が強い!!』という事で手を出してしまうとのこと…


【覚せい剤の歴史】
そもそも、覚せい剤が一番最初に問題になったのは
昭和29年(検挙数5万5千人を上回る)

戦後、“敗戦の気分をなんとか払拭したい”という思いで使い始めた
(第一次覚せい剤乱用期)が、使用した人達が依存症になり、
凶悪な犯罪を引き起こすので、『これじゃいかん!!』と言うことで取締りを強化!!
そののち激減する。


【世界と薬物】
薬物は国によって法律が全然違うのか??
国連の条約によって規制されているので、決してそんな事は無いが、
国によっては、
“重大犯罪がいっぱいで…それを最優先する事で、大麻に手が回らない!!”
という現状はある。


【大麻問題】
大麻(植物)はどこにでも自生しやすい特徴があるがゆえ、
世界で最も乱用されている…

『皆やっているし…大した事は無い!!』と、手を出しがちな大麻だが、

大麻が体に及ぼす悪影響と挙げると、
最初は気分高揚になるが、その反動で落ち込む…思考が低下する…
感覚や知識が低下する…などなど。
それは、薬物はすべて、脳に影響を与えるからで、
そのようにして一度破壊された、脳細胞・脳神経は元には戻らない!!
すべての薬物乱用の行く末は、覚せい剤精神病…

特に“大麻精神病”の特徴の1つとして、他に比べて、退院したあとも後遺症が残る。

やる気が起きない、無気力…などの“無動機症候群“が挙げられる。


との、恐ろしいお話…
淳さんのことを『ブーツさん』と呼ばれる(笑)…原田さんのお人柄で
つい和んでしまいましたが、今おさらいしてみて、
改めてその恐ろしさを実感いたしました。
しかし、世界各国をみると、作り手(ケシ栽培)は“生活の貧しさゆえ”と
いうこともあるので、なかなか取締りが難しいとのこと。
やはり、私達1人1人の危機意識の問題に尽きそうですねぇ。

まとめ ・麻薬問題は、世界共通の問題、地球規模の問題!!
・末端の乱用者の取り締まり強化!!水際対策!!


原田幸男さんのリクエスト曲♪いつでも夢を/橋幸夫、吉永小百合
♪アメイジング・グレイス/本田美奈子.

投稿者 newsclub : 02:32 AM