May 02, 2009 08:38 PM
スタッフ日記~25~
どうも、番組スタッフの剣持です。
第25回のゲストは、民主党参議院議員の連舫さん!!
台湾系のご家庭で、“イエスかノー”を叩き込まれた幼少期。
嫌なものは嫌!!とハッキリ断り、
間違っているものは間違っている!!と指摘出来る連舫さんに、
日本の政治の現状・問題点について、お話いただきました。
【経済対策について】
ハッキリ言って、ばら撒き・一時的なもの。
定額給付金の財源、2兆円(消費税1%分)は借金…
麻生総理は、2年後に消費税を上げると言っている…もし消費税を3%上げられたら、
『今、2兆円あげるから、2年後に6兆円をとりますよ。』と言っているようなもの。
国民に大きなしわ寄せが来るのは確実!!
第一次補正予算…
国会は1年間に80兆円くらいの予算を組んで、
“それを何に使おうか?”というのを3月末までに決め、
4月に、その決めた所に(お金を)配分をしていく…という仕組みなのだが、
『景気が悪くなったら、3月に決めたお金じゃ足りなくなった。
だからあと、14兆円使わせてくれ!!』と総理が言ってきた…
その使い道とは、
地方の空港の滑走路を2車線から4車線にするとか、
電線を全部地中に埋めるとか、
高速道路をガンガン作るとか…いわゆる公共事業。
その必要な14兆円のうち4兆円は埋蔵金
(国民から集めた税金を霞ヶ関がヘソクリしていたもの)から捻出し、
残りの10兆円は、また借金…
この国は、800兆円もの借金をしていて、
(生まれたばかりの赤ん坊も含めて)1人あたま600万借金を背負っている計算。
埋蔵金と言われている特別会計の隠し資産は50兆円…
この50兆円は、800兆円の借金の利払い
(利息が1日、数兆円規模で増えている)にあてられるお金。
つまり…
定額給付金・公共事業(景気対策)に、埋蔵金を使ってしまうと
↓
利息を返すためのお金が無くなってしまう
↓
利息を返すため、消費税を上げて財源を確保
↓
景気、消費が冷え込む
↓
埋蔵金を使って景気対策
↓
借金を返すお金が無くなる
↓
増税
と延々と続く、負のサイクル…
霞ヶ関(役人)が、政治家にも国民にも見せてこなかった借金の現状。
【政官業の癒着】
埋蔵金で発注している事業の会社に、国家公務員が天下る
(3年いるだけで、およそ1億円が貰える)
↓
もといた霞ヶ関から、補助金事業がザクザク貰える(その財源は埋蔵金から)
↓
政治家は、その事業で口利きをする(地元の支援者だったり、親戚だったりする会社に)
↓
天下り団体が、東京の事業なのに何故か地方の会社に発注する…変な現象。
(皆がおいしい!!)
霞ヶ関も、先輩が代々やって来た事で、自分の天下り(再就職)先でもあるので、
断ち切るわけには行かないという負のサイクル!!
天下りはダメ!!民間に出来るものは民間に!!
特別会計(国民に見えないお金)は、一般会計に!!と仰る蓮舫さん…
蓮舫さんのお話は、分かりやすくとても大切な事ばかりなので、
そのハッキリキッパリしたトーンで、“ズルはいけない!!”という事を、
小さな子供達にも伝えていって頂きたいです。
ただまぁ、政治家にも先輩後輩の上下関係がある訳で…
なかなかこの、天下り(負のサイクル)を断ち切る事は難しいだろうなと思いますねぇ…
まとめ ・国会にいたら、イラッと感は毎日!!(笑)
・まず子供が第一!!
蓮舫さんのリクエスト曲♪手紙~君たちへ~/GReeeeN
♪TIME TO SAY GOODBYE/SARA BRIGHTMAN
投稿者 newsclub : 08:38 PM