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世の中の「?」や本当の話に楽しく迫ります!

April 23, 2009 04:49 PM

スタッフ日記~24~

どうも、番組スタッフの剣持です。


第24回の今回は…お笑い芸人で自称“インディーズ司法記者”の
阿曽山大噴火さんをゲストにお迎えし、
ちょうど一ヶ月後にスタートされる【裁判員制度】について…
現時点で挙げられる問題点や、阿曽山さんのお考えなどお話を伺いました。


【裁判傍聴について】

“趣味は、裁判傍聴。”と仰る阿曽山さんは、
平日ほぼ毎日裁判を傍聴されているそうで!!
そもそものキッカケは、99年のオウム裁判。

裁判を傍聴する為に、新人芸人(10名ほど)が傍聴券の抽選に並ばされた…
すると、ちょっと多めに当たってしまい(笑)、『暇な奴は見に行け!!』
ということで、最初は嫌々…見たのがキッカケ。
でもそれは、“TVでも扱われている有名な裁判”だからという
野次馬根性的な感覚で、
裁判自体は、何をやっているのか…全然理解出来なかった。

しかし、周りの情報から、“他にも裁判は行われている!?”という事を知り、
行ってみると…
窃盗や、痴漢など分かりやすい裁判がそこにはあり、
“フリートークのネタになるかも?”という理由で見始めたのが本当のキッカケ!!

刑事裁判は東京地裁で、一日100件くらい行われている!!

で、1公判(裁判にもよるが、だいたい)1時間。
そして裁判の最後に、次回の日程を決める…という流れ。

多忙な弁護士、検察官、裁判官とで、手帳片手にその場で日程を決める為、
なかなか決まらない!!
しまいには、“法廷の空きがない!!”なんてことも…(汗)

裁判を傍聴し続けて早10年…
ともなると、“お気に入りの裁判官”も出来てくるとか!!(笑)
裁判官と言うと、ものすごく堅苦しいイメージがあるが、その中でも
“この人も普通のおじさんなんだな~”
みたいなものが見えると、印象深くなるそうです。


【裁判員制度について】

すぐには上手くいか無いと思うが…
“何十年かけて浸透させていけば良い”という声もあるので、
徐々に徐々に…という気持ち。
結局、プロ3人に素人6人が加わる…という事で、判決にそれはど影響ないのでは??

とりあえず国民が司法に参加することに意義がある。

“裁判員制度に賛成か反対か?”については、
『やるだけやって、今の裁判が変われば良いなぁ』という思いでいらっしゃる傍ら、
『いろいろな問題点もある!!』と…

民主主義国家で国民が司法に参加してないのは日本くらいなもの!!
といえども、アメリカの陪審員制度は、有罪か無罪かの判決だけ
(刑期を決めるのはプロ)
日本は判決までやらせる…死刑を選択させるのは日本だけ!!


というお話を伺い、“すごく極端な所からのスタートだったんだ!!”と驚きました。

ところで…長髪、ひげ、スカートがトレードマークの阿曽山大噴火さん!!
見た目以上に強烈なエピソードが連発!!(ここでは書けないような事も;笑)
わたくし…スタジオの外で、ずっと笑い転げていました!!
そして、このブログを書いている今も…(笑)
ぜひ是非また、ゲストにお越し頂きたいです♪♪


まとめ ・裁判員制度を身近に感じるには…とにかく傍聴に行くこと!!
・裁判は一期一会。見てみないと分からない!!


阿曽山大噴火さんのリクエスト曲♪自転車/ジッタリン・ジン
    ♪あいどんわなだい/ 銀杏BOYZ

投稿者 newsclub : 04:49 PM