スタッフ日記⑤

どうも、番組スタッフの剣持です。

この番組も、もう５回目を迎え、『日本一敷居のひく～い社会派情報番組』として、
政治・経済を勉強中の学生さんはもちろん、その保護者の方からも多大な支持を
得ている…はずっ！！（笑）

そんな当番組MCの田村淳さんは、TVでは子供に悪影響（！？）と、
PTAから問題視されています…

そこで今回は注目の対決！！

“子供に見せたくない番組”５年連続１位『ロンドンハーツ』のMC、田村淳
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　VS
日本PTA全国協議会の専務理事、加藤秀次さん！！

『青少年とメディアの関係』をテーマに語って頂きました。

加藤さんはメディアに関するアンケート調査を企画されている方。
いわゆる“PTAのお偉いさん”なわけです。

これは！！お互いを罵倒し合い、激しい討論を繰り広げ、仕舞いには
取っ組み合いのケンカ…となるはずが…（笑）

加藤さんはバラエティー番組にとても理解のある方で、
終始なごやかな雰囲気でした。

まず、日本PTAとは…
「小学校や中学校におけるＰＴＡ活動を通して、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わが国の社会教育、家庭教育と学校教育との連携を深め、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青少年の健全育成と福祉の増進をはかり、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社会の発展に寄与することを目的とした社会教育関係団体です。」
（社団法人日本PTA 全国協議会HPより）

それを受けて、淳さんが
『子供の教育をうまく潤滑に行うためにあるグループですね。』と言うと、
『素晴らしい解説！！昔からのお友達だった感じがしますね～』と加藤さん（笑）

さて、『子供に見せたくない番組』はどのようにランキングされているのでしょうか…

実は、番組1つ1つのシーンやコーナーを点数化して集計しているのではなく、
全国の保護者、子供達2400人にアンケート形式で集計。
アンケートは自由記述ということで、上位の番組は、良い意味でも悪い意味でも、
注目度の高い、人気番組という事がいえるようです。
アンケートには保護者と子供、そしてそれぞれの良い意見、悪い意見が
平等に記載されていて、とても興味深かったです！！

そもそも何を基準に『これは見せたくない』となるのか…
保護者目線では
“子供と一緒に見たいか見たくないか”
“家族揃って見られるか否か”
が重要とのこと。

また、保護者の中にも“子供には子供時代を十分にまっとうしてほしい”
という意見と、“今のような難しい世の中だから、きれい事は言ってられない。
無菌状態で育てるのではなく、免疫をつけないと”という、
２つの意見があるそうです。確かに…簡単に答えの出る問題では無さそうです。
私も子供の頃は、ダウンタウンや、とんねるずの、いわゆる『子供に見せたくない番組』を
見て育ちましたが、それが今の性格にどのように影響しているのか、
良かったのか悪かったのか、将来子供にはどうさせるべきか…考えてしまいます。

淳さんも『PTAの言い分は分かりました！！番組は改善しないと思うけど（笑）
1つの意見として心の片隅に留めます。
しかし、なぜロンハーのような番組をつくっているのか…
TVは視聴率が低くなれば番組の存続に関わるという問題もある、
という事をPTAの皆さんの前で話したい！！』とおっしゃっていました。
実現したら面白いですね～！！

まとめ
・PTAは基本ボランティア。運営費は１人年間６円。寄付制度は無いが、
　　淳さんに限っては受け付けますとのこと（笑）
・PTAは“保護者代表”では無く、先生も含め、皆で子供の教育について
　　考えている機関。

加藤秀次さんのリクエスト曲
♪宙船/TOKIO
♪黒猫道/東京事変

投稿者 newsclub : 08:38 PM