Mar15
3月14日(日)のTELゲストは・・・
3月14日(日)のTELゲストは・・・
『島根県隠岐郡海士(あま)町』教育委員会職員 岩村悠さん
日本海に浮かぶ島に移住し、島唯一の『島根県立隠岐島前高校』の魅力化プロジェクトに取り組んでいる海士町教育委員会職員の岩村悠さん(30歳)。
東京生まれの岩村さんは、教師という職業に関心を持ったことから、教員養成に定評のある『東京学芸大学』に入学。キャンパスライフを謳歌しながらも“このまま教師になっていいんだろうか? 若いときにもっと広い世界を体験すべきでは?”との思いから一年間大学を休学して台湾を皮切りにアジア・アフリカ・オセアニアを“流学”する20ヶ国の旅に出て、それぞれの地域でNGOの活動に従事したユニークな体験の持ち主。
帰国後にその体験をまとめて『流学日記~20の国を流れたハタチの学生~』として上梓しました。
島と岩本さんがつながったのは2006年のこと。島の中学校に出前授業の講師として招かれた時に“ある相談”を受けました。それは少子化で島唯一の高校がなくなる危機にあり、魅力的な高校にして島外から高校生を呼び寄せることは出来ないか?という相談でした。もともと地域貢献につながる教育に関心のあった岩本さんは、その場でアイディアを提案し、翌年にはこの島にIターン就職して町の教育委員会職員として本格的に『島根県立隠岐島前高校』魅力化プロジェクトに邁進してきました。そして今年の4月から「島留学制度の第一期生」を迎え入れることになりました。「人間力溢れる教育」に取り組む岩本さんのチャレンジは続きます。