Jan26
1月24日(日)のゲストは・・・
日経ビジネスオンライン 記者 篠原匡さんをお迎えしました。
雑誌の「日経ビジネス」編集部で、建設、不動産、金融などを担当した経済記者の篠原さん。
2008年3月、「日経ビジネスオンライン」に移り、同Webマガジンの中で篠原さんの手によるコラムは常に人気コラムとなっています。
折からのリーマンショックに代表される未曾有の金融危機を前に立ちつくすニッポンは“今後どのような国や社会を構築すべきなのか?”というテーマを掲げてシリーズ企画をスタート。“先行きを悲観しているだけでは何も変わらない!目を凝らせば、日本の中にも希望の芽はあるはずだ!”と全国各地の画期的な取り組みをしている自治体や企業を取材して、「この国のゆくえ」を探り歩きました。
そして、『腹八分の資本主義 ~日本の未来はここにある!』として書籍化されました。その中から、番組では *「出生率を劇的に向上させた長野県下條村」の取り組みや、*「社員と地域の幸せを追求する寒天のトップ企業」など、取材エピソードとともに紹介します。
共通しているのは、「強欲」を退け「腹八分」で納得すること。お金には代えられない価値を守り続けていることがこれからの時代のヒントになります。
(写真撮影:宮嶋康彦)
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Jan18
1月17日(日)のゲストは・・・
1月17日(日)のTELゲストは・・・
富山市のNPO法人『このゆびとーまれ』代表 惣万佳代子さん。
『このゆびとーまれ』は「富山赤十字病院」を退職した惣万さんたち3人の看護師が退職金をはたいて93年に開所しました。病院でいくら高齢者を助けても、退院先の老人ホームで孤独で淋しい生活を送る人たちを見て“病院で看護婦として働いていることの限界を感じた”のが設立のきっかけです。
県下で最初の民間人による高齢者在宅支援サービスいわゆる「デイ・サービス」施設でしたが、その後、障がい児の家族からの要望もあり、「赤ちゃんからお年寄りまで、障がいがあってもなくても誰でも必要な時に利用できるアットホームなケア・ハウス」へと発展しました。
高齢者、障がい者(児)、乳児、それぞれに補助金の窓口も違い、また専門家と呼ばれる人たちからも“一緒のケアは考えられない”と危惧する声もありましたが、惣万さんたちの実績から行政も柔軟な補助金の出し方をするようになり、「赤ちゃんからお年寄りまで一緒に預かるケア・ハウス」は「富山型」と呼ばれるようになり、全国の福祉関係者の共感を呼び、現在では590ヵ所以上に広がっています。
(※ 写真一番左が惣万佳代子さんです)
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Jan12
1月10日(日)の放送は・・・
これがザクロです!
イラン名産のザクロ、サヘルに持ってきてもらいました!
何とも言えず美味し~い!!!!
ごちそうさまでしたっ♪
1月10日(日)のゲストは・・・
今週のゲストは、「久米繊維工業株式会社」の代表取締役 久米信行さんです。
1935年創業の老舗繊維メーカーの三代目として生まれた久米さんは、ゲームソフトのデザイナーや証券マンを経て、91年に家業を継ぎました。
「久米繊維」は、1950年代半ば、“Tシャツ”という言葉がなかった時代に、国産Tシャツの先駆けとなった「色丸首」を商品化したメーカーですが、時が流れて今や国産比率が10%未満のTシャツ市場。
そこで久米さんは“日本でこそ創りえるTシャツがある”と考えて久米繊維のスタッフや職人さんと共に海外の高級ブランドにも勝る『久米繊維謹製 色丸首』を開発。
高い品質と、テーマ性を込めた付加価値の高い独自ブランドを展開することで、価格競争に無縁なビジネスモデルを構築したとして、昨秋「東京商工会議所」から「勇気ある経営大賞・特別賞」を贈られました。
“百聞は一見にしかず”とスタジオで実物の製品を手にした一同も“お見事!”と納得の逸品でした。
地元墨田区の観光協会理事、「明治大学・商学部」の講師もおつとめの久米さん。
“やる気はあるんだけど、行動できない”という人に「すぐやる技術」のヒントも伝授くださいました。