Dec07
12月6日(日)のお客様は・・・
12月6日のゲストは、秋の叙勲で旭日小綬章を受章された大林宣彦監督をお迎えしました。
「転校生」「時をかける少女」などの尾道3部作で知られる映画監督の大林宣彦さんですが、ご自身は“映画作家”を自称されています。
その理由は、映画会社の撮影所育ちの「映画監督」に対して、自主製作映画やCMディレクターとして活躍してから劇場映画に進出した大林さんがプライドを保つ一面であり、生き方そのものを表しています。
3歳から活動写真機で遊び、大学生の頃から8ミリカメラを手に独自の発想で映像を撮り続けた大林さん。
大林さんの出現でその後に続く若手の映像作家が表舞台に出やすくなりました。
駆け出し女優のサヘルに勇気を与えてくださった優しい言葉の数々。そして、ハリウッド俳優との交遊録や、大林さんが日本の映画界に革新をもたらした数々のエピソード。
お召しのTシャツは32年前の劇場デビュー作「HOUSE」にちなんで、アメリカの作家が描いた物。なんと今またアメリカで注目されているというから大林さんの感性に一同脱帽です。
もっともっとお話しを伺いたいので、大林さんには13日の放送にもご出演いただきます!