Nov29
11月29日(日)のお客様は・・・
11月29日(日)のTELゲストは、、、
『有限会社 湯元榊原館』の代表取締役社長 前田幹弘さん。
三重県の「榊原温泉」は、古くは万葉の時代から伊勢神宮にお参りする前に身体を清める為の「湯ごりの湯」として利用され、また平安時代には、清少納言が「枕草子」に「ななくりの湯」として詠んだ歴史のある温泉です。
その温泉街にある『湯元榊原館』は、従業員の半数以上が60歳以上、70歳以上も14名いらっしゃる温泉旅館。
高齢者と若者がグループで就労する理想的なサービス業として、今年の「高齢者雇用開発コンテスト」で、みごと厚生労働大臣から最優秀賞をいただきました。
“ローカル性が売りの温泉旅館には、地元を知り尽くした経験豊かな高齢者が貴重な財産”という前田社長、
家業を継いで35年になりますが“私のオムツを替えた従業員がいまだに現役で元気に働いているんですよ”という告白に、微笑ましさを感じると同時に、高齢化が進むなかで理想の会社をみた感じがしましたね。