なでしこジャパンのW杯優勝が日本に元気 を与えたように、オリンピックでの日本選手の活躍も多くの方に勇気と感動を与えるはず。現地からは、少しでも多くの皆さんに、「自分 も頑張ろう」と思えるようなレポートや選手インタビューをお届けできたらと思っています。同時に、欧州債務危機が叫ばれる中で、英国 が、ロンドン市民が、どんな思いでスポーツの祭典を見つめているのかにも触れられれば、と考えています。ガンバレニッポン!
五輪に行くのは17歳からの夢でした。名前を 2回変え、覆面を9年かぶり、遠のくばかりだった夢が急に叶いました。今年で37歳。20年分の想いをロンドン五輪にぶつけます。
流した汗も涙も、全てはこの日のため。4年に 一度の大舞台、そんな選手達の気持ちに少し でも近づいて取材したいと思います。女子サッ カーのメダル獲得はもちろん、男子サッカーが北京五輪3連敗の借りをどう返すのか、期待し注目しています。
見たことなかった競技が面白い
2012年8月 7日
きのうは、サッカー女子「日本対フランス」の取材に、サッカーの聖地ウエンブリースタジアムへ。
サッカーより高校野球好きの私からすれば、初めて甲子園球場を見たときほどの感動はなかったけど、「はあ、なるほど、ここが聖地ね・・・」と感慨深いものが。
9万人が収容できるスタジアムは7割程度の入り。それでも6万が詰めかけたというのだから、やっぱり私の地元の坊ちゃんスタジアムとはスケールが違うわい。
しかも、テレビモニター付きの豪華な記者席! コーヒー紅茶、クッキーが飲み食いし放題とは! (やっぱり坊ちゃんスタジアムとは違うぞなもし)
オリンピックを取材してて感じるのは、サッカーや体操のような日本でおなじみの競技だけでなく、普段はあまり見たことない種目が、見れば結構面白いということです。
たとえば、写真のクレー射撃。選手の集中力が客席まで伝わってきて、一体になれる感覚があります。また男子が団体で銀メダルを獲得したフェンシング。これも間近で見ると、選手の息遣いまで伝わってくるので、迫力とスピード感があります。
最初は、「砂山アナはいいなー。自分もボルトの男子100メートルを見に行きたかったなー」なんて思っていましたが、いやはやどうして、フェンシングの面白いこと!
坊ちゃんスタジアムで高校野球もいいけど、それだけじゃダメだな・・・そう思っちゃいました。(報道スポーツセンター 清水克彦)