「箱根駅伝への道」 今週の放送予定
12月1日(火) 佐久長聖高校駅伝部 両角速監督インタビュー①
12月2日(水) 佐久長聖高校駅伝部 両角速監督インタビュー②
12月3日(木) 東海大学 村澤明伸選手 電話生出演
12月4日(金) 早稲田大学 佐々木寛文選手 電話生出演
12月1日(火) 佐久長聖高校駅伝部 両角速監督インタビュー①
12月2日(水) 佐久長聖高校駅伝部 両角速監督インタビュー②
12月3日(木) 東海大学 村澤明伸選手 電話生出演
12月4日(金) 早稲田大学 佐々木寛文選手 電話生出演
前回は、箱根を目標にやってきたのですが、調整が合わず、万全ではありませんでした。
話にならない走りをしてしまったので責任を感じています。
流れを変えるのがエースなのですが、
自分がエースだと自覚しているのに、それもできませんでした。
レースが終わって、途中棄権した石田が謝ってきたのですが、
石田にタスキを繋ぐまで、誰一人として良い走りができず、
石田にタイムを稼ぐというプレッシャーをかけてしまったんで、
彼の責任ではなく、みんなの責任だと思いました。
今回の箱根の目標ですが、
駅伝ていうのは、1番じゃないと勝ちにならないじゃないですか。
2番、3番に入っても、シード権に入ったとしても、負けは負けなので、
勝ちたいです。 勝つレースをしたいと思っています。
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宮城の仙台育英時代、高橋優太選手は、足首、腰など故障が続き、
チームは全国高校駅伝大会を3連覇する中、一度も都大路を走ることなく、高校を卒業。
城西大学に入学し、箱根では、1年生の時に1区・区間3位の走りを見せてくれました。
しかし、2年生の時は足首の故障で箱根を欠場。
さらに前回は3区を走り、区間18位と不本意な走りが続いています。
高橋選手にとって最後の箱根駅伝、エースとして、主将として
どんな走りをみせてくれるのでしょうか?
城西大学の選手たちには、メンタル面の弱さを感じ、
体力面よりも精神的な面を鍛えていきました。
例えば、このレースでは成績を残す。何が何でも走り切るという
執着心、執念といった選手の競技に対する姿勢を正しました。
その結果、走るべきリーダーがしっかりとし、チーム一丸となって、
ひとつの目標を見据え、For the team の気持ちが強くなり、
まとまったチームになってきました。
10月17日行われた今回の箱根駅伝予選会では、
2年連続のトップ通過こそ成りませんでしたが、
主将の高橋優太が、東海大学の村澤明伸選手に次ぐ2位でフィニッシュ。
さらに3年生の石田亮、2年生の田村優典、橋本隆光、そして1年生の中原大が、
60分台でゴールするなど、6番目で7年連続本戦出場を決めました。
実はこの予選会、副主将の佐藤直樹(2年生時、1区・区間賞獲得)が、
ケガで欠場していましたが、ケガも今は治り、練習も積めています。
11月後半のレースに出場する予定です。
その佐藤直樹選手と仙台育英高校時代からの同級生、エースで主将の高橋優太は、
今年前半は、世界選手権のチャンスもあったので、ヨーロッパ遠征に行っていましたが、
なかなか調子が上がりませんでした。
なので夏過ぎて、もう一度基礎的なスタミナから見直そうとやってきて、
秋から質の高い練習も積めています。
その成果が予選会に出たのだと思います。
本戦では、できれば2区を走ってもらいたいけど、ただチームの状態だったり
他の選手が、2区を走れそうだったら、チームの総合力で勝負するということで、
どの区間でも走れる。といった役割を果たして欲しいです。
今回の箱根の目標は、とにかく前の方の順位で勝負できるチームに仕上げ、
そして、往路、復路、総合で勝負できる10人を揃え、配置もトータルで考えたいと思います。
順位的には、3位以内を目指しています。
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城西大学は、2006年から3年連続11位と、
あと一歩のところでシード権を獲得することはできませんでした。
さらに、予選会を1位で通過し、シード権獲得どころか、優勝争いにも喰い込んでくるのでは?
と思われた前回の大会では、8区の石田亮選手が低血糖に陥り、途中棄権。
これまでの城西大学は、高い戦力を持ちながら、結果がでない。
そう言ったイメージがありましたが、
今シーズンから、コーチだった櫛部静二さんが監督に就任。
悲願のシード権獲得を目指し、頑張っています。
33年振りに出場した前回の箱根は楽しかったです。と同時に厳しさも感じました。「簡単には上には行けないな」と。ただ、前回大会に出場したことで、チームの意識が「今までは出られるかどうかわからない」というものから、「出て当たり前」、更には「戦っていくんだ」というように変わってきました。
箱根予選会は8位での通過でした。状態としては悪くなかったですし、レース内容は100点です。今回はインカレポイントも使わない出場になりました。これで将来的に「シード権獲得・優勝」というステージが早く来るのかな、という気がします。全く陽射しがなかったのが、今回出場したことでそういうレールが敷かれてきたのかなと思います。
「笑顔のタスキリレー」は前回で卒業しました。今年はシード権獲得を目指して、そのステージで戦っていきたいですね。
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前回、33年ぶりの出場を果たした青山学院大。原監督は『1年間ともに悩み、苦しみ、成長した学生を後ろから見るのが楽しかった』と話しました。今回はそれから一段上がっての戦いになります。33年前に途切れた襷はつながりました。さあ、今回はその先へ!です。
前回は記念大会で、出場枠が増えている状況で出場したという所で、
まわりの評価もそれなりのものでした。
しかし、今回はその増えた枠に頼らず、しかもインカレポイントを
使わずに出場を決めることができた分、喜びも大きいですし、
自信にもなりました。
今回の予選会は青山学院の個人記録60分05秒を当初から
目標にしていました。実際、60分を切れたんですけど
このタイム(59分58秒)を出しても、10番以内に入れなかった、
やはり、高いレベルのまわりの選手に勝てなかった悔しさも
若干残っています。
チームとしては、僕がゴールしてから次々に続いてくれたので
早い段階から予選通過を確信していました。
今シーズンのチームの目標は
全日本大学駅伝の出場、箱根駅伝予選会でインカレポイントを
使わない8位以内での通過、そして箱根駅伝本戦でシード権獲得。
ここまで2つの目標をクリア。残すところは箱根のシードだけなので
チーム一丸となって目標を達成したい。
個人的には“区間5番以内”とは言わず、区間賞を狙って
チームに流れを作りたいです。
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インタビューにこちらの目を見てはっきりと答えてくれた荒井選手。爽やかな印象で
非常に好感が持てました。チームをまとめるキャプテンをしながらのこの1年、原監督は
『キャプテンをするなかで精神的にも強くなった』と話しています。
前回1区21位に終わったリベンジを期待したいと思います。
今回はその爽やかな笑顔を箱根路で見せてくれるのか、楽しみです!
11月24日(火) 青山学院大学 荒井輔キャプテンインタビュー
11月25日(水) 青山学院大学 原晋監督インタビュー
11月26日(木) 城西大学 櫛部静ニ監督インタビュー
11月27日(金) 城西大学 高橋優太キャプテンインタビュー
前回総合3位になりましたが、目標にしていた3位を達成できたし正直嬉しかったです。ただ自分の2区での走り(区間12位)を思い返すと複雑な思いでした。自分がしっかり走れていれば優勝もあったんじゃないかと思います。去年の全日本が終わって一人一人が「これはまずい」と思い、僕も自分からしっかり声をかけようと、副主将でしたがエースの自覚をもってみんなに声をかけました。前回は篠崎や谷野を調整不足で欠いていた中での3位。次回には希望が持てたし、「来年は優勝するぞ」という雰囲気でした。
ただその後、陸上部内の不祥事がありました。今年のチームはメンバーも強く、インカレなどで活躍できそうな選手が多かったので、下級生に申し訳なかったし、自分としても大会に出られないのは辛かったです。でもそこで4年生が逆に落ち込んでいたら示しがつかないのかな、と思って、ミーティングをしたりして「4年生が引っ張っていこう」という話をしました。「箱根一本なら、そこに出て優勝すれば自分たちの力は見せられる」と気持ちは切り替えられました。
試合に出られない分、練習はかなり充実していました。4年間で一番レベルが高いくらいにできました。箱根の予選会は4位通過で通過しましたが、それについては何の感情もありませんでした。ただ若干駒澤との差があって「これはまずいかな」と思ったくらいです。今回の予選会は順位にこだわらず通過すればいいという考えでした。目標は優勝です。
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1年生の時はやんちゃな印象があった森選手も4年生になり、 逞しい、しっかりとした顔つきに成長していました。今シーズン、波乱の中でチームをまとめた森選手。教育実習のために帰った母校・鹿児島実業で、自分が陸上を始めた時の気持ちにまた戻ることができたそうです。『将来は母校のために役に立ちたい』と話す森選手の目は、輝いていました。
イケメン!の森選手。その腕には『彼女からもらいました』というミサンガがつけられていました。彼女の話題になると照れる森選手がほほえましかったです。
去年、全日本9位から巻き返して箱根で3位になれたのは、部員全員が「3位になる!」という執着心を出せたのが大きいですね。現時点でのチームの力は去年よりは落ちますが、潜在能力は今年の方があるので、それを発揮できれば去年以上になります。目標は優勝。前回3位になった時から「来年は優勝」を目標にしてやってきました。
陸上部内で不祥事が起こった後、何度かミーティングをしましたが、反社会的なことがあったわけですから、反省することが第一。第二としてチームのモチベーションを下げない、新たな目標を探そう、となりました。私よりも選手たちの方がなくなったものが大きかったので、苦しいというか、モチベーションが下がる時期だったかなと思いますが、部員一人一人が新たな目標を持ってやったので、練習が中断したとかいうマイナスの部分はありませんでした。
箱根の予選会は4位通過でしたが、当初の目標は(予選会を)通ればいい、というものだったので、順位に関してはあれでいいと思います。ただ内容はもう少し…というか、まずいところがはっきり出ましたね。不安材料の全てが的中したかたちでしたが、なぜ的中したかは分かっているので、改善していければいいと思います。
ライバルのチームというよりも、今回は、学生自体も感じていることですが風邪などの体調不良とか故障、これが一番の敵だと思っています。これの対策がしっかりできれば目標は達成できると思います。
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取材した日は合宿の最中。千葉・富津の民宿で、別府監督に1時間以上お話をうかがいました。長時間の取材でしたが、非常に丁寧に答えていただきました。話しにくかったであろう部の不祥事が起こった後のこともしっかり話してくれました。
チームにとっては波乱の今シーズン。そのフィナーレを笑って迎えるために、監督・選手たちは前を向いて来年1月2日に向かっています。
初出場を決めた前回予選会の3番と今回の3番では
内容が違いました。
前回の予選会は周りが崩れたのでウチは力どおりの走りでした。
実力的には10番前後だったのが、たまたま3番という結果。
今回は61分台を全員がクリアしようという話をしていましたが、
期待している実力上位の選手達が予想以上に
結果を出してくれました。
初出場の本戦は最低限の駅伝でした。
タスキをつなぐということしかできなかったので
私としては残念な結果。
選手はやはり、安堵感が強かったですね。
悔しい顔をしている選手がいなくて、これでは『戦えないな』と。
すぐに選手達とミーティングをしました、
そこで、出るだけでなく、『どう戦うのか』という意識に
変わったのは良かったと思います。
目標はシード権。
まずは崩れない駅伝をするために
どのようにチーム作りをしていくか、ということろですね。
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全日本大学駅伝では、文化放送の解説を務めてくださった
花田監督。
その文化放送の全日本大学駅伝実況中継は、レース中、
各校の監督が乗車する監督車の中でも聞くこともできますが、
そこでも花田監督のコメントは非常に高い評価。
強豪チームの監督から一目置かれる存在です。
「今は話題性で取り上げてもらっていますが・・・」と
謙遜されていましたが、ひょっとすると今大会にも
上武大学は実力で注目を集めるかもしれません。
11月17日(火) 上武大学・花田勝彦監督インタビュー①
11月18日(水) 上武大学・花田勝彦監督インタビュー②
11月19日(木) 日本体育大学・別府健至監督インタビュー
11月20日(金) 日本体育大学・森賢大キャプテンインタビュー
出雲駅伝はトラックシーズンからロードへの移行の期間にあたる大会。
そういった状況の中でのレースとなりましたが、
とにかく全力を尽くそうということで挑みました。
全日本に関しては、前回シードぎりぎりの6位。
“難しいんだな~”といった感想を持っていました。
今回も当初、雨が降るといった天気予報でしたが、日中、
気温が26度にもなる陽気となり、予想外のコンディション。
その中で、小さな失敗はありましたが、大きな失敗がなかった。
完璧ではありませんでしたが、大きな失敗がなかったことが
2冠につながったと思います。
出雲、全日本に勝ったからといって、
箱根も、というわけにはいきません。
箱根は別物です。
ここまでなぜ良かったのかをしっかりと整理する必要があります。
箱根を勝つためには・・・
総合力、チーム力はもちろん、「絆」ですかね。
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取材陣の質問に、一つ一つ言葉を選びながら
丁寧に答えてくれた堀込HC。
「主役は選手」という立場から、
常に選手がベストの状態で試合に挑めるように考え、
対話を重視して実践されています。
実は、堀込HCへの取材は大幅に時間をオーバーしてしまいました。
興味深いお話を次々に伺っていくうち、取材スタッフが調子に乗って
時間のことをすっかり忘れてしまったせいですが、
堀込HCは「文化放送の皆さんが取材にみえているから」と
スケジュールを調整してくれました。
感謝の一言です。ご協力ありがとうございました。
出雲、全日本と勝てたことは、チームとしては喜ばしいこと。
しかし、個人としては納得がいく走りができなかったので
箱根に向けて調整していく必要があります。
(全日本でチームの順位を2つ上げる走りでしたが?)
周りからは「流れをつくった」と言ってもらえますが、
タイム的にちょっと・・・。
これから少しずつ、もう1段階、2段階上げていかないと。
ダニエルに頼るだけでなく
僕ら日本人選手が一つでも区間賞をとれるような走り、
“でこぼこの無い駅伝”ができれば、
総合優勝も見えてくると思います。
※放送では紹介できなかった インタビュー番外編※
出雲駅伝では前回優勝だったので、選手宣誓をしたんですよ。
そのときはガチガチに緊張しました。
そのせいか、本番では逆に楽に走れました。
個人的な結果には納得できませんけど(苦笑)。
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選手からの信頼が厚く、堀込HCも
「チームをしっかりまとめてくれている」と高評価の谷口キャプテン。
取材スタッフの『オリジナルTシャツを見せてください』という
リクエストにも、「ちょっと待っててください」と一言を残し、
駆け出して取りに行ってくれた好青年です。
オリジナルTシャツの右肩には
大学駅伝三冠を意味する王冠が3つ。
グランドスラム達成へ。
正念場はこれからです。
文化放送 斉藤一美アナ、松島茂アナ、高橋将市アナがナビゲートする
「箱根駅伝への道」。
学生駅伝のクライマックス”箱根”へ挑む各大学の選手、監督を直撃インタビュー。
彼らの素顔に迫ります。
<放送予定>
11月10日(火) 今季駅伝シーズンの振り返り ~ 日本大学・谷口キャプテン
11月11日(水) 日本大学・谷口キャプテンインタビュー
11月12日(木) 日本大学・堀込ヘッドコーチインタビュー①
11月13日(金) 日本大学・堀込ヘッドコーチインタビュー②
このHPでは、インタビューのダイジェストをUPいたします。
インタビューを直接聴きたい貴方!
16日(月)スタートのポッドキャストをお楽しみに。
今年度も、11月10日(火)から「箱根駅伝への道」が放送スタートします。
「箱根駅伝への道」HPでは、今後の放送予定や、
放送のダイジェストなどを掲載していきます。
11月16日(月)からは、ポッドキャスト配信も行いますので
こちらもどうぞお楽しみに!
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