2017年12月4日 安心
2017年も、あと1か月。
気がつけば「師走」を迎えた。
一般的には、何時も悠然としている師匠までもが走り出す月。
その由来は諸説あるようだ。
その1つは
江戸時代、伊勢神宮や各地神社の御師(おし・おんし)の存在だという。
伊勢の御師は前代、神人(権禰宜)であり信仰の布教者だった。
それが、庶民の伊勢参宮が盛んになると、商人化した。
伊勢神宮への旅の斡旋や
毎年一度、新年になる前に入会者へ神札(大麻)を配るため
各家庭を巡ることからともいわれている。
神札は、参宮と同じ効果があるとされていた。
お札ではないが
毎年、高尾山薬王院の日めくりカレンダーを使っている。
この日めくり、高尾山中腹、薬王院まで行かないと手に入らない。
先月は行けず、大変気になっていた。
これが無ければ「祟り」があるわけではないだろうが
土曜日、晴天の中、入手してほっとしている。
師走を表現する俳句を紹介しよう。
「宝くじ売り場に並ぶ師走かな」
日曜、JR総武線 浅草橋駅を利用した。
改札を出て太い通りに進むと、長蛇の列。
宝くじ売り場前に30人ほどが
蛇がくねる様に列を作り、順番を待っていた。
年末ジャンボ宝くじ
今回は、1等前後賞10億に加えて7000万、700万と種類がある。
今度時間を作り7000万が当たるくじを買おうと決めた。
「あれこれとなにもせぬまま師走かな」
日々の生活に加えて、忘年会、大掃除、年賀状、特別番組の準備
考えるだけでため息が出る。
一方で、風邪やインフルエンザが忍び寄る。
そこで
「健康が為と動かぬ師走かな」
消極的過ぎるだろうか・・。