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diary

2017年10月16日 タンパク質強化

10月13日、箱根駅伝の予選会が行われた。
今年1月の箱根駅伝で上位10校は、
シード校として無条件で次回大会も出場出来る。
予選会は関東学生連合に加えてあと10校を選ぶ大会だ。
昨年の予選会で10位は日本大学だった。
勝負というのは厳しいもので
11位のチームは出られない。
当たり前の話ではある。
しかし、あと1つ順位が上だったなら・・
というチームは毎回確実に存在するのだ。
前回涙を飲んだのは、私の母校だった。
予選会、11位に沈み、伝統校の証である
連続出場が87回で途切れた中央大学。
どこかで応援する側にも
「本戦で10位に入れなくとも予選会では10位には入れるだろう」
そんな根拠のない安心感があった気がする。
考えてみれば、各大学の優れた陸上部選手が
一際箱根を目指して日々練習しているはずなのだ。
連続出場が途切れた際、1年生で主将という大役を務めた船津選手は,
悪夢の様な現実の中、言葉を絞り出した
「ここでの敗北は忘れません。これを忘れてしまうと
人間としても選手としても成長できません。
自分たちはこの日のことを忘れるわけにはいきません。」
あれから1年。
30人の部員は精進した。
それまでばらばらにとっていた寮の朝食を
全員一緒に8時に取ることにした。
会話が増えて一体感が増した。
加えて一度に取るたんぱく質の量を約1.5倍に増やした。
これにより筋肉も増え、
一か月に走る距離がほぼ全員格段に伸びた。
持久力と結束力がついた。
そんな日々の努力が土曜日に実を結んだ。
中央大学、今回は3位で通過、2年ぶり91度目の本大会出場を決めた。
船津主将
「去年敗れたこの地(国営昭和記念公園)で勝利の報告が出来て嬉しいです」
藤原陸上部監督は気を引き締める。
「本来は優勝争いをしないといけない大学。
まだまだ今日からスタートです」
永遠はない
慢心は滅びの扉
一旦落ちても立ち上がり、努力を重ねれば
再び強くなれる。
箱根駅伝は、スポーツは、様々なことを教えてくれる。

タンパク質強化
タンパク質強化