2017年8月28日 カラー
「アニサマ2017」を初めて堪能した。
正式名称は「アニメロ サマーライブ」
文化放送が主催する世界最大のアニメソングのライブイベントだ。
2005年観客数1万人からスタートし
2008年から場所を埼玉スーパーアリーナに移した。
2013年からは3日間開催。
合わせて81000人が汗と歓声を放出するのだ。
幾つも感動を貰った。
午後4時スタート。
27000人を飲み込んだアリーナの照明が落ちた。
同時に会場は、参加者が持つ棒状のライトの赤に染まる。
漆黒の闇に覗き込んだ火口のマグマの様だ。
イントロダクション、打楽器の音が始まった。
鼓膜が驚愕するほどの音圧。
半分を占める20代男性を中心の会場が低く唸り始める。
旋律が耳に届き
感情がテイクオフするまでに5秒とかからなかった。
トップバッターが登場する際
皆が2本ずつ持っているライトが青色に一瞬で変わる。
誰かが声をかけたわけではない。
27000人の心は完全に1つ。
出演者は100人を軽く超える。
次から次へとステージは人が変わる。
しかし、変化しないものがあった。
それは、ステージへの声援だ。
自分が好きな出演者だけにでなく
1人1人がアニサマライブ全体を盛り上げようとしている。
それが流儀。参加者は皆仲間なのだ。
出演者スタッフ含め30000人近くが一丸となっている。
自然に熱いものがこみ上げてきた。
途中20分の休憩を挟み後半
そしてシークレットゲストで登場したのが
氷川きよしさん。
演歌を披露する際の衣装とは違い真っ赤な上下でステージに登場
ドラゴンボール超を熱唱し始めた。
赤く染まった会場は一瞬躊躇した。
「まさか、本物・・・」
すぐに「うおー!」
会場は地鳴りのような歓声で揺れた。
「皆さん、氷川きよしと申します。皆さん、最高です」
氷川さんが『きよしのズンドコ節』の一節を歌うと、
きよしコールがスーパーアリーナに響き渡った。
歌ってすごい!
出演者にそして集まった若い人達の一体感からに元気をもらった。