2017年5月22日 1人じゃないもの
「HSP」をご存じだろうか。
「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略。
感受性が強く、色々な刺激に過剰に反応する人のことだ。
疲労感や、生き辛さを感じ、
周囲からは「動揺しやすい」、「神経質」、「内気」
などと見られがちなタイプ。
驚くべきことに
このHSPは、5人に1人に見られる気質で
決して異常なものではなく、その人の特徴と専門家はみている。
日本ではHSPのことがほとんど知られていない。
HSPに当てはまる人でも自らの状態を把握できず、
自分が悪いと責めてしまいがちなのだという。
自分がHSPだと気付かずに放っておくとどうなるのか。
過敏症や、睡眠障害などの症状、
鬱病やパニック症などになってしまうケースもある。
では、自分はHSPかな・・という人はどうすればよいのか。
自分が何に敏感なのか、自分の特徴を受け止めて、
これまで繰り返してきた生活環境を見直したり、
理解者に自分の感情を正直に話す必要があるという。
一方で、HSPは、その細やかな気質から
芸術的な能力もあり、長所とも言えるのだそうだ。
何にでも、誰にでも長所短所がある。
自分の特性を受け入れた上で、生活していくのが肝要。
時が進むにつれ様々なことが解明されてくる。
1人で悩まず、誰かに相談すると案外解決ははやいようだ。