2016年8月8日 甲州街道ギネスに挑戦!
リオデジャネイロオリンピックが始まった。
早くもグッとくる熱いドラマが展開している。
それにしても、東京も連日暑い。
先日、有楽町の東京国際フォーラムへ出かけた。
周りを散策し、ふと自販機に目をやると
上から2段目のサンプルに「常温飲料販中!」の文字。
自動販売機の飲料といえば夏はキンキンに冷たく、
冬は体が温まるホットが定番だったのだが。
時代は「常温」を求めている?
調べてみると、今時の悩みが浮き彫りになった。
自販機のホットはおよそ50度、冷たいはおよそ5度。
季節ごとに温冷の割合が変化する。
自販機の性別購入比率は男性84%、
女性16%と、圧倒的に男性が多い。
飲料会社は、もっと利用してほしい女性客の意見から
冷房による体の冷えに悩む女性の要望に応えたようだ。
常温販売はコンビニがまず販売。
すると、夏場に女性の購入が増える傾向に加えて、
体を気遣う男性の支持も集めたという。
他の理由も。
常温飲料の温度は20度。
5度設定の冷たい商品は、外側に水滴が付き、
鞄の中にしまい辛い。
一気に飲めればよいが、そうでなければ厄介だ。
20度ならば、それなりに冷たく感じるし鞄にもしまえる。
自販機つながりでもう一つ。
女性に照準を合わせた自動販売機が
「幕張テクノガーデン」内に設置されたという。
ストロー・紙ナプキン・コースターが入った箱を設置し、口紅を気にする女性にストローなどを使ってもらう工夫も取り入れたという。
蝶や植物がカラフルに描かれた外観で、水・無糖茶・果汁飲料・紅茶などヘルシーな商品をそろえたそうだ。
そして常温の20度に設定した水とお茶も一部販売。
評判は上々。
「痒いところに手が届く」、サービスは変化しても、
今も昔も大切なことは変わらない。