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diary

2016年4月4日 旧芝離宮恩賜庭園のハナ

先週、東京のソメイヨシノは満開と発表された。
さて、桜と言っても幾多の種類がある。
どのくらいあるのだろう。
調べてみると
先ず、サクラは植物学上、バラ科、サクラ亜科、
サクラ属の落葉高木または低木の樹木のこと。
一般にサクラとして鑑賞されている花の美しいものは、
サクラ亜属に含まれているものだそう。
日本にはヤマザクラ、オオシマザクラなど9種を基本にして、
変種をあわせると100以上のサクラが自生しており、
また、これらから育成された園芸品種は200以上もあるという。
花色は白から濃紅色、花弁数は5から350を越えるものまで、
花弁の大きさも小から大と多彩。
一般に桜は、春になると一度咲くが、
品種によっては十月桜や冬桜のように
9月~12月と2~3月の2度にわたって咲く品種もある。
また、開花期もカンザクラ類のように早春に咲くものや
晩春に咲くものとたいへん変化に富んでいる。
南北に長いわが国では、1月下旬、
南の沖縄を皮切りに北の北海道まで、
約5ヶ月にわたり桜前線が日本列島を縦断。
桜前線は、全国各地で最も多く植えられている
ソメイヨシノの開花日を線で結ぶと
天気図の前線の動きに似ていることから名付けられたという。
また、南北の緯度差だけでなく、標高差によっても遅速があり、
標高が100m上がるごとに2~3日遅れる。
知らないことだらけだ。
東京・国立(くにたち)市、学園通り沿いの桜並木を見てきた。
花曇りの中、老若男女大勢の花見客。
大学の入学式が行われており、
今年は満開の桜も新入生を寿いだ。
この並木は、ソメイヨシノに加えて
ヤマザクラやオオシマザクラも楽しめる。
ソメイヨシノは、花が先ず開き、葉がないのに比べ
ヤマザクラやオオシマザクラは
緑色の葉と共に花が開いている。
人も個性があるように桜も咲き方が違う。
そのどれもが一所懸命咲いている。
開花から満開までは5日から7日。
そして花吹雪。
美しさに加え、咲きはじめから短期間で散ってしまう儚さも
私達をセンチメンタルにさせる。
今年も4月。
こうして桜を楽しめている諸々に感謝している。

旧芝離宮恩賜庭園のハナ
旧芝離宮恩賜庭園のハナ

目黒川のハナ
目黒川のハナ

国立のサクラ
国立のサクラ