2015年8月9日「ミラノ万博・ジャパンデー」
イタリアでは、10月いっぱいまで、ミラノ万博が行われています。
先月11日がジャパンデーで、会場内のメインストリートでは「東北復興まつりパレード」が行われました。
東北6県のお祭りと福島県内4つのお祭りを合わせた合計10のお祭りに加え、日本を代表するキャラクターたちによるパレードは、とても盛り上がったとか。
実際に現地に赴いた方にお話を伺いました。
今回は福島県JAあいづ 総合企画課 卯月宏典さんとお電話をお繋ぎしました。
◎先月11日のジャパンデーですが、パレードの様子はいかがでしたか?
大盛況で、現地の皆さんも東北6県や福島の踊りを興味深く見つめて、終わった後は大きな拍手を頂きました。
踊り手と一緒に写真を撮る人も多かったです。
◎日本への注目度も大きいですか?
日本館の催しものに並ぶ人も1時間待ちで、日本の田園風景や食への興味もいっそう高まっています。
さらに、JAグループとJA女性部の皆さんが折った折り鶴にも目を輝かせていました。
◎そうですか、良かったです!卯月さんが勤めるJAあいづの皆さんも、踊りを披露したそうですね?
小松地区獅子保存会を中心に、毎年、春分の日に行われる「会津彼岸獅子舞」が披露されました。
私は、会場で交通整理をしていたのですが、ものすごい人だかりでした。
踊り手の皆さんは、それぞれ仕事を持っているので、イタリアに行く前に短期集中で練習していました。
◎日本の伝統芸能が外国で披露されるのは、素敵ですよね?
日本に親しみを持ってもらい、幅広く日本のことを知ってほしいです。
◎おしまいに、卯月さんにとって、「よい食」とは何ですか?
福島はまだ復興の途中ですが、イタリアでたくさんの笑顔を頂きました。よい食とは笑顔になる食事だと思っています。
今回は、福島県JAあいづ 総合企画課 卯月宏典さんに先月11日に行われたミラノ万博・ジャパンデーについてお話を伺いました。