2014年4月28日 輝き
今年も大型連休が始まった。
長く休みを取る人は、26日土曜から5月6日までの11連休。
街ゆく人の多くが『連休』の表情。
見ているこちらも何だか嬉しくなってくる。
一方で、私と同じ、カレンダー通りの勤務の人も多いだろう。
この時期になると
先輩アナウンサーから言われた言葉を思い出す。
33年前、入社時のことだ。
「いいか、アナウンサーとして、
お前が帯の番組を持てた時、失うものが2つある。
それは、『親の死に目』と『ゴールデンウィーク』だ。」
帯の番組とは、月曜から金曜まで、平日の毎日放送すること。
プライベートは、私にもある。週の休みも取れている。
その他は、番組を任された以上、
極力放送を優先させることは当然だと考えている。
10年前は、週末を使い家族4人で近場に宿泊。
それもままならないときは、庭にテントを張って
旅行気分を味わいつつ、思い出を作った。
御蔭さまで、子供たちは大きくなり、恨み節も聞こえてこない。
寧ろ行動はバラバラ。
今年も、リスナーから連休の近況を聞き、
それを紹介しながら、カレンダー通りに放送。
ラジオは、日々生活するリスナーに寄り添っている。