2014年1月12日「水口かんぴょう」
今回は滋賀県です。滋賀県の南部、甲賀市にある「JAこうか」園芸特産販売課 課長代理 田嶋伸行さんとお電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えて下さい!
400年を超える伝統の特産品、水口かんぴょうです。
◎江戸時代から作られているのですね!
そうなんです。歌川広重の東海道五十三次にも「水口宿」でかんぴょうを干す女性が描かれています。
水口は、かんぴょう発祥の地と言われています。
◎水口かんぴょうには、どのような特徴がありますか?
肉厚でやわらかく味が染みこみやすいので巻きずしの具や和え物、ゼリー、サラダなど幅広い料理に利用できます。
◎どんな方々が作っているのですか?
地元のシルバー人材センターに登録している高齢者が、農家から委託を受け、かんぴょうの原料となるユウガオの栽培から加工までを手がけています。
ユウガオの果肉をむく作業や、むいた帯状の果肉を1本1本さおに掛けて天日干しする作業は、全て手作業です。輸入品のように酸化硫黄などで、くん蒸処理をしない「無漂白」で仕上げるので安心・安全です。
◎どちらで購入できますか?
JAこうかの農産物直売所「JAグリーン花野果市」などで購入できます。50g入りで370円です。
今回は、「JAこうか」園芸特産販売課の田嶋伸行さんにお話を伺いました。