2013年7月28日「島原雲仙」
今回は、長崎県です。
島原半島にある、JA島原雲仙 手延素麺部会部会長の林田和行さんにお電話をお繋ぎしました。
◎ そちらの特産品を教えて下さい!
地場産小麦100%の手延素麺「島原雲仙」です!
◎ 島原半島では、昔から素麺作りが盛んですね。
そうですね、370年の歴史があります。
◎ 「島原雲仙」という素麺は、どんな特徴がありますか?
舌触りがなめらかで、香りが良く、麺にコシがあります。
◎ 麺にコシを出すのは、大変なんですよね?
そうですね、国産小麦というのは、たんぱく質の含有量が低いので、伸ばしにくいのですが、長年の品種改良によって、「ミナミノカオリ」という小麦に出会いました。
その後、さらに栽培方法などを工夫して、たんぱく質の割合を上げることに成功し、今から7年前に完成しました。
◎ どのような理由があって、商品化されたのですか?
長崎は全国で2番目の素麺の生産量があったのですが、三輪素麺や小豆島素麺、揖保の糸などに比べて、知名度が低かったことが悩みでした。
そのため、ブランド力を上げることを目指して、10年以上前、地場産小麦100%の素麺作りを始めました。年間30tしか獲れない貴重な小麦です。
◎ 販売もしていますか?
JA島原雲仙の素麺部会にお問い合わせ下さい。
電話 0957 76 8300 まで。
今回は、JA島原雲仙 手延素麺部会部会長の林田和行さんにお話を伺いました。