2013年7月22日 一所懸命の夏
7月21日、参議院議員選挙。
国のまつりごとに携わる人達を決める日だった。
祭政一致の時代からこの言葉が存在する。
一方のまつりごとが、地元八王子でスタートしている。
八王子のまつりは、神輿もあるが、メインは山車。
高さ約5メートル、長さ約4メートルくらいの
4輪ミニ舞台付きの屋台である。
各町内会で保存され、伝統が受け継がれている。
それぞれの山車が一斉に披露される「八王子まつり」は
8月2日、3日、4日に盛り上がる。
その前に、地元だけのまつりが行われるのだ。
20日土曜の夜、早くも2つの山車を見た。
昼間の山車もいいが、
発電機を積み、白熱球を沢山灯した夜間ライトアップが素晴らしい。
明かりに照らされながら、ミニ舞台では、
鐘・太鼓・笛の軽快なリズムとともに
個性溢れる出し物が見物人の心をとらえる。
今回見た一方は、演奏を女子中学生と思しき少女が担当。
ベテラン顔負けのパフォーマンスだ。
そのわきに獅子頭。縁起がいい。
もう一方の山車には、60代位のおやっさんが囃子を担当。
おたふくの面をつけた演者が乳飲み子(人形)を
寝かしつける仕草をしていた。
まつりごととは、真剣勝負。
地元の代表というプライドをかけて、稽古をこなし
ハレの日に臨む。
一所懸命・・・どちらのまつりごとにも欠かせない。