2012年10月28日・11月11日のゲストは塚本勝巳さん(ウナギ研究者・東京大学大気海洋研究所教授)
1948年、岡山県生まれ。
農学博士。専門は海洋生物学・魚類生態学。
1971年、東京大学農学部水産学科を卒業。
1994年、東京大学海洋研究所、教授に就任。
「海山仮説」「新月仮説」など独自の仮説に基づき、
2009年夏、北太平洋・西マリアナ海嶺南端部の海山域で
世界で初めて天然ウナギの卵を採ることに成功し、産卵場所も特定。
古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの時代から、2400年もの間、
人類が誰も見ることの出来なかった天然ウナギの卵をついに発見した。
このたび「世界で一番詳しいウナギの話」(飛鳥新社)を上梓。
2週に渡って塚本勝巳さんをお迎えし、天然ウナギの卵を発見するまでのドラマ、またウナギ高騰の要因となっているシラスウナギの不漁の理由についてお話を伺います。