2012年10月15日 すすきも出迎え
土曜日に、再び高尾山に登った。
心身のリフレッシュにはぴったり。
先年、ミシュランの3星に認定されてから
土曜・日曜は大変な人。
朝7時の高尾山口は中年女性二人連れ、カップル、
初老の男性・・・様々な人で賑わう。
高尾の山登りでは特に性格が出る気がする。
それは登るペースにだ。
食べ物で考えると、好きなものから食べるか、嫌いなものからか
、一気に食べるか、ちびちび味わうか・・様々あろう。
私はさっさとすましてしまえ!タイプだ。
約1時間、ヒーヒー言いながら休憩を入れずに登るのが常になっている。
頂上が599.03メートル
早足で1時間堪えれば頂上に着くという距離がそうさせているのかもしれない。
今回も頂上に着くと、ぼろぼろ。
私以外、滝のような汗を流して苦しそうにハアハアしている輩はいない。
皆、爽快な顔をしながら最後の道を踏みしめてくる。
苦しそうな私を見て「あの人何でもっと楽しまないのかしら・・・」
と、不思議に思っている人も多いだろう。
なぜなら、私にとって、高尾山は自己確認の場なのだ。
辛さに耐えて頂上に着く。
「ああ、今日も頑張った。まだ衰えていない」
自分で自分を試している。
正直、毎回本当に辛い。
でも、また行きたくなる。
不思議だ。
もしかしたら、高尾の天狗に遊ばれているのかもしれないなあ。