2012年10月8日 雲から顔を
9月の終わりに夏休みをいただいた。
休みの前半は知人のイベントに参加。
後半、半年以上ご無沙汰の高尾山に登った。
週末、野暮用や悪天候などで遠ざかっていたのだ。
朝7時。曇天。
予報では次第に晴天になるという。
都心へ向かう電車は、まだまだラッシュ。
高尾山へ向かう下りは、
高校生と山に向かう元気な人生の先輩達で
これまた活気があるのだ。
高尾山口駅に着く。
高尾山は1号路から6号路まで登山道がある。
8時15分からはケーブルカーやリフトも動くが
下から登る道は3つ。
1号路、6号路、そして稲荷山コース。
大好きな6号路を選ぶ。
この道は、川の音、滝、を感じ、
山頂の近くまで沢に沿って登るのがいい。
平日とあって登る人も少なく
自分のペースで登ることが出来た。
3.3キロ、小一時間で599.03メートルの頂上に。
汗びっしょり、息を荒げながら着くと
富士山が見え、笑顔に。
富士は少しだけ白いものを乗せている。
50キロ先の都心方向へ目をやれば
スカイツリーがニョキッと見える。
向こうが634メートルで高いので
真横に見える感じだ。
秋から冬は視界が良好。
毎回楽しみだ。
握り飯をほおばった。
最高に旨い。
ススキが風にそよいでいる。
心が軽くなった。
幸せはこんな所にもあるものなのだ。