2012年8月6日 民謡流し
この金・土・日と、八王子は祭りだった。
普段は車がひっきりなしの甲州街道。
この3日間は市街約1キロに渡って、モノとなる。
神社などから御輿も何基か出るが、
八王子は「山車」がメイン。
上下(かみしも)に区分された地区には
特徴のある山車がある。
山車に設えてある舞台。
お囃子に加え、狐・獅子・ひょっとこ・おかめ・・・
神秘的な物からひょうきんな物キャラクターまでが
見物客の夏に想い出を焼き付ける。
思えば、春先、自治会館などからお囃子の音が聞こえてきた。
この日のために稽古を積んでいたのだ。
今回驚いたのは、
太鼓や横笛を、
藍色の法被を身に纏った多くの若い女性が
奏でていたこと。
さらに彼女たちを乗せた山車の屋根の上には
方向を指示する、鯔背な女性が乗っている。
これが決まっているのだ。
紋付き袴の長老が先頭を進む。
山車を引く太い綱を町民が引く。
山車の後ろには小さい車が続き
参加者の水分補給を担う。
皆が1つになっている。
祭りの大切さを改めて感じた。
ハレの日・・・
この日のために、日常がある。
老若男女のお祭り野郎は、皆、最高に輝いていた。