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2012年6月10日「みゆきだ そば工房」

今回は、群馬県です。
群馬県のほぼ中央、渋川市にある「みゆきだ そば工房」の中野ヤエコさんにお電話をお繋ぎしました。

◎ 「みゆきだ そば工房」では、どんなおそばを打っているのですか?

「豊秋(とよあき)そば」というそばを打っています。
地元産の小麦粉と豊秋そばのそば粉を、2対8の割合で混ぜた二八そばです。
豊秋そばは、男性が畑で種まきして育てた実を、女性がひいて、打っています。
  
◎ 素敵ですね。豊秋(とよあき)そばは、どんな味なのですか?

そば殻を練り込んでいる麺なので風味が良く、粗びきしたそば粉と相まって、舌触りも抜群です。
コシも強く、かつお風味のそばつゆと絡まり、のど越しも最高です。
工房を訪れた方は「そばつゆにつけても、そばの香りがする」と言ってくれます。
一度食べると、やみつきになりますよ。

◎ 元々、渋川市というのは、そばの産地なのですか?

はい、昔からそばの産地として栄えていて、周りの県にも出荷していたほど栽培が盛んでした。
でも、豊秋そばは、今から40年くらい前に、カップ麺などに押され、作付けが激減してしまい、
栽培が途絶えかけたという歴史があります。
しかし、このままではいけないと、今から12年前に、そば農家の女性たちで復活させました。
昔は乾麺でしたが、今は生麺です。

◎ 豊秋そばは、「みゆきだ そば工房」に行くと食べられるんですね。

はい、渋川市の行幸田地区にあります。
「みゆきだ直売所」の隣です。
朝9時から昼3時まで。木曜はお休みです。


今回は、群馬県渋川市にある「みゆきだ そば工房」の
中野ヤエコさんにお話をお伺いしました。