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2012年5月13日「めろめろメロン」

今回は、宮崎県です。
宮崎県の南西部にある小林(こばやし)市、JAこばやしメロン生産部会の大角正廣(おおづの・まさひろ)さんに電話をお繋ぎしました。

◎ 大角さんが作るメロンは、何というメロンなんですか?

めろめろメロンです。
正式な名前は「みやざき温室光センサーメロン」というのですが、それでは売りにくいということで、東国原・前知事が名づけました。
11月から7月の初めくらいまで、店頭に並びます。

◎ その、「めろめろメロン」の特徴は何でしょう?

とにかく甘いことです。個人差はありますが、普通、甘いメロンだなと感じる時、糖度13.5程度なのですが
めろめろメロンは糖度が14もあります。
舌の上で甘くとろけます!光センサーによる厳しい審査を通過できたものだけが、「めろめろメロン」と名乗れます。

◎ 宮崎県の小林市は、昔からメロン栽培が盛んなのですか?

昭和40年代から、メロンを栽培していまして、今も県内生産の6割を占めています。
一時は、販売高が10億円を超えるほどでしたが、生産者の高齢化や燃料価格が高騰してしまい、生産農家と売り上げが激減してしまいました。
「このままではいけない」と、8000万円以上する光センサーを導入し、これで味にハズレが無くなりました。
他の生産地との違いを打ち出す戦略に出て、今に至っています。

◎ メロン栽培で、こだわっていらっしゃるところは何ですか?

味はもちろんですが、外観の美しいネット(網目)です。
美しい網目を出すためには、温度管理、水の管理が大切です。
ハウスで栽培しているのですが、外の気温にも左右されてしまうので、きめ細かく管理する必要があります。
私たちの愛情がこもった「めろめろメロン」、ぜひ味わってみて下さい。


今回は、宮崎県・JAこばやしメロン生産部会の大角正廣(おおづの・まさひろ)さんにお話をお伺いしました。