2012年3月11日「仙台の直売所」
東日本大震災の影響を受けながらも、昨年、宮城県・仙台市にオープンしたJAの直売所のお話をご紹介しました。
地域のみなさんの人気のお店だと伺っています・・・。
「宮城県・仙台市」にあります「JA仙台」「たなばたけ高砂(たかさご)店」の庄司和広(かずひろ)店長にお話を伺いしました。
◎ 初めに直売所に関して教えて下さい。
2011年の10月にオープンしたばかりのお店です。
当初はもう少し早く、開店する予定だったのですが、地震の影響で3カ月遅れてのオープンとなりました。
道路を一本隔てた場所まで、津波が押し寄せてきました。
近隣に畑などもあったのですが、波に飲まれてしまった場所もあります。(仙台市は被災地域。)
◎ 開店して半年が経過し、いまの手応えは?
だんだんと直売所の役割が見えてきました。
通常出荷する際は、ある程度の量をまとめて出荷しなければいけないのですが、この直売所では少量ずつでも農家の方が持ち込んで、野菜を販売することができます。
また、農家の人が売り場にいるので
作り手の顔がわかり、安心して野菜を購入できます。
農家同士の情報交換の場所としても利用されています。
◎ ただ野菜を販売するだけではなく、野菜の加工品も人気だそうですが・・・
野菜スイーツの専門店に監修をお願いして、
野菜を使ったシュークリームやプリンも販売しています。
◎ 今の時期のお勧めの野菜を教えて下さい。
仙台曲がりねぎ、仙台雪菜などが三月いっぱいまでお店に並びます。
昔から食べられている野菜で、地元の人に人気があります!
◎ おしまいに、庄司さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
朝・昼・晩 規則正しく食べることです。
「宮城県・仙台市」にあります「JA仙台」「たなばたけ高砂(たかさご)店」の
庄司和広さんにお話しをお伺いしました。