2012年2月12日「伝承納豆」
タンパク質が豊富で、最近では健康食としても注目されている納豆!
ご紹介するのは、江戸時代から伝わる、なんとも貴重な「大豆」で作られた納豆のお話です。
「茨城県・水戸市」「だるま食品 株式会社」、
高野正巳(たかの・まさみ)社長にお話を伺いました。
◎ 江戸時代から伝わる大豆だそうですが、詳しく教えて下さい。
平成18年、日本で一番古いと言われている大豆品種「農林1号」が、
つくば市にある国の農業研究所で発見されました。
文献によると、江戸時代の頃から栽培されていた品種それを一握り分けてもらい、
JA水戸協力のもと、栽培に成功!商品化できたのは、平成20年でした。
名称は「伝承納豆」です。
◎ 納豆の味の特徴は?
通常の大豆よりも大き目で、口当たりがよいです。
だるま食品では、「伝承納豆」として販売しています。
一説には、この大豆で作った納豆を水戸光圀が食べていたと言われています。
◎ 商品化するにあたって、苦労した事はありますか?
大豆自体の栽培に大変苦労しました。昔の品種のため、現在の気候に適していません。
そのため、育てるのが難しい。(失敗が多い)。今も注文や問い合わせがあるが、
栽培量が少ないため全ては供給できていません。
◎ 貴重な「伝承納豆」は、どちらで購入できますか?
JA水戸の直売所、地元高速道路のSA。あとは、都内の一部百貨店で購入できます。
また公式HPもあり、通販もしています。
おしまいに、高野さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
家では、毎回JAの直売所で野菜を購入しています。
地元の新鮮な野菜を食べる事が「よい食」に繋がります。
「茨城県・水戸市」「だるま食品 株式会社」の
高野正巳(たかの・まさみ)さんにお話しをお伺いしました。