2012年1月8日「ワイン赤飯」
ワインは飲むだけでなく様々な料理にも使われます。煮込み料理や魚貝類の料理。
そんななか、長野県には「ワイン赤飯」という世にも珍しいお赤飯があるそうです。
「長野県・塩尻市」の「JA塩尻」「女性部わいわいクラブ」の竹下静江さんに
お話を伺いました。
◎ 早速ですが、ワイン赤飯とはどのようなお赤飯なのでしょうか?
名前の通り、ワインで炊いた赤飯で商品名は「ほの香」。
赤飯と言っても洋風の赤飯で、使用する材料は細かく刻んだリンゴ、青豆〈大豆〉、
盛り付けた後にチーズをパラパラ乗せる。
◎ ワイン赤飯を作り始めたきっかけを教えて下さい。
今から5年ほど前に、女性部で地域の特産品を作ろうという事になりました。
各家庭では、お赤飯をよく作るため、これにワインが使えないかという話になり、
ワインを使用する事から、洋風のお赤飯が考案され、つまみのチーズ&特産品の
リンゴを入れる事にしました。
◎ お赤飯を作るにあたって、苦労した事はありますか?
ワインの分量を決めるのに苦労しました。
炊いた際、アルコールが抜けなければ、子どもは食べられないし、
車を運転する人も食べられない。
かといって、分量を減らすとワインの香りが弱くなる…
何度も試作を繰り返し、分量を決定しました。
◎ お客さんの反応はいかがでしょうか?
もの珍しさもあり、すぐ完売してしまうほど人気商品。
週一回JAの直売所で、定期的に販売しています。
それ以外にも地元のワインフェアや各種イベントに出店しています。
◎ おしまいに、竹下さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
竹下さん自身が農家のため、地産地消を意識しています。
「長野県・塩尻市」「JA塩尻」組合員の竹下静江さんにお話しをお伺いしました。