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diary

2011年12月19日 冬の到来

インフルエンザが流行期を迎えたと思ったら
福島原子力発電所作業員が「ノロウイルス」に
集団感染したという。
食中毒と言えば、湿気が多く菌の繁殖しやすい
梅雨から夏の時期というイメージがある。
しかし冬季にはウイルス性食中毒が頻発し、
その大多数はノロウイルスが原因。
日本は1998年に厚生労働省の食中毒統計に加えられて以来年々増加し、
2001年には食中毒患者の3割りを占め、
毎年10月頃から1 ~2月をピークに全国的に流行している。
「胃腸にくる風邪」として表現されることもあるこのノロウイルス。
感染すると24時間~48時間ぐらいで発症。
ということは、直前の食事が原因ではないのだ。
それほど熱は出ないが、吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などの症状がある。
症状はいきなり起こることが多く、
夜に床につくと突然お腹からこみ上げてくるような感触と吐き気を催し、
夜中ずっとトイレから出られなかったという話をきいた。
無理に横になろうとしても気持ち悪くて横になれず、
吐き気が治まったと思ったら次にずっと水のような下痢が続くということもある。
これらの強い症状が1~2日ほど出て、徐々に回復する。
もっとも人によっては、感染しても軽い症状の場合がある。
ただ、小児や高齢者など体力が弱い人の場合、
脱水症状や、さらに体力を消耗して大変危険なので
酷い場合は病院にかかったほうが良いのだそうだ。
治療に関しては、増殖を抑える薬剤はなく、
せいぜい整腸剤や痛み止めなどの対症療法しかない。
ノロウイルスの感染経路はほとんどが食べ物や食器などからの経口感染。
具体的には嘔吐した子供の吐物の後片付けをしたり、
不十分な手洗いのまま調理した食べ物を食べたりすることにより感染する。
一般には飲食物からの感染よりも、人から人への感染のほうが数が多いといわれている。
予防は、トイレの後、料理の前・食事の前には、必ず手をよく洗う。
キッチンの調理器具も消毒する等。
外出時のポイントは、トイレのドアノブに注意と聞いたことがある。
なんと言っても、日頃から免疫力を落とさない・・これにつきるようだ。
共に気をつけましょう!

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冬の到来

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冬の模様