2011年10月3日 白い色は・・・
今年も早いもので10月の声をきいた。
彼岸花が咲き誇っている季節に金木犀の香りが漂い始めた。
例年、この花同士はもう少し感覚が開いていたと記憶していたが・・。
あまりの香りに近所を散策した。
この辺りの住宅は、恐らく初めから金木犀が植えてあったようだ。
何処を歩いても素敵な香りが鼻に届く。
とても優しい気持ちになる。
ふと、高圧線の鉄塔下を通りかかると
赤い彼岸花の隣に、白い彼岸花が!
彼岸花と言えば、毒々しい血のような赤がおなじみだが、
ご覧の様に白いのだ。
形は同じなのに、色が違っただけでこうも印象が違うとは。
色彩は侮れないと感じた。
同時に姿形や印象だけで決めてはいけないものもたくさんあるのだ。
心を改めて戒めた。