2011年9月5日 風雲
日本列島に豪雨をもたらした大型の台風12号による被害は、
近畿地方を中心に死者・行方不明者が多数出ている。
和歌山県では自衛隊に新宮市への災害派遣を要請したという。
台風進路の東側に当たった紀伊半島では記録的な豪雨となり、
新宮市で1時間雨量が132ミリと、同所の観測史上最多を記録。
奈良県上北山村では4日早朝まで3日間の積算雨量が1600ミリに達した。
3月11日には東北三県中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災があった。
いまだに様々な処理が行われている。
そこに来て、今度は関西には台風の被害である。
改めて自然災害の恐ろしさとそれにどう立ち向かうのかを考えずにはいられない。
先週、野田新政権が誕生した。
来年9月にまた民主党代表選挙がある。
「それまでの命」などという人もいる。
内閣支持率は好スタートを切った。
共同通信の調査によると「62%」
鳩山内閣のスタートは72%
菅内閣は61.5%だった。
「散髪は10分1000円カット」を利用し庶民派をアピールしているようだが
私は「?」をつける。
1000円カットが悪いとはいわない。
しかし、昔から技術と接客をトータルに提供してきた「理髪店」にも
行って頂きたい。
そこでの会話から「生活」を嗅ぎ取って欲しい。
船橋駅での四半世紀にわたる「朝立ち」は
私が取材した限り好評だった。
どうぞこれからも、自分の肌で感じ取った国民のために
粉骨砕身頑張って頂きたい。
今は、この党だから良いなどといっていられないほど
事態は逼迫している。
ならば、野田新内閣が野党を巻き込んで日本復興に邁進すべきだ。
党内融和も大事だろう。
しかし根幹には国民が安心して生活でき、
この国を誇りに思えるよう滅私奉公して欲しい。
ピーマンを収穫しながら
青空を眺めながらそう思った。