2011年7月10日「夕方市」
3月11日の東日本大震災からおよそ四ヶ月経ちました。
現在も多数の方が、避難生活を余儀なくされています。
今日は被災された農家の方を少しでも元気付けようと、JA全農と文化放送が、
共同で開催している野菜の即売会のお話です。
「JA全農」「園芸農産部」の吉田良(まこと)さんにお話を伺います。
◎ はじめに、取り組みの内容を教えて下さい。
5月31日からはじめた取り組みで、被災地の農家を応援しようと文化放送と
JA全農が連帯してはじめた野菜の直売会です。
会場は文化放送の1階部分にあるサテライトプラス。
JA全農でも、4月から大手町のビルで毎週即売会を実施しています。
両者が協力して、この「夕方市」を開催する運びになりました。
◎ 夕方市にはどのような野菜が並ぶのでしょうか?
福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉6県の農家が作った野菜です。
実際に現地から農家の方が、やって来て販売を行っています。
キュウリやホウレンソウ、人気があったのはスイカやメロン。
今後は夏野菜や東北産のものが増えて行く見込みです。
◎ お客さんの反応はいかがでしょうか?
文化放送がある浜松町という土地柄、主婦層よりも、
会社帰りのサラリーマンやOLの姿が目立ちます。
◎ 農家の方からの評判も上々だそうですね!
実際にお客さんと接する事によって、元気付けられた!
自分たちの作ったものを購入してくれてうれしいという声が多数ありました。
◎ 今後の予定を教えて下さい。
9月までの第2&4火曜日の夕方16~19時頃まで開催。
ぜひみなさんも一度、お越し下さい!
◎ おしまいに、吉田さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
単身赴任の為、普段は肉中心の食生活になりがち。
野菜をたくさん食べるように心がけています。