2011年5月8日 「増毛シードル」
リンゴはそのまま食べても勿論、美味しいですが、料理に使ったりジュースにする
など、様々な食べ方があります。今日はリンゴを使ったスパークリングワインをご紹介します。
「北海道・増毛郡・増毛町」「増毛シードル」の堀井拓哉さんにお話を伺います。
◎ はじめに増毛町に関して教えて下さい。
北海道の北西部にあり、日本海に面している町です。
最寄りの空港は、旭川空港だが、そこからも100km以上離れています。
増毛町を走る道道546号線はアップルロードといわれるほど、果樹園が多い。
リンゴを育てる事ができる北限と言われています。
◎ 堀井さんは、増毛町出身ではないそうですね?
元々札幌出身で、増毛町に農業をやるために移住しました。
私は、カナダに4年ほど留学した経験があり、その時に大規模な農場を目にして、
自分たちもやり方さえ工夫すれば、この規模でできるのではないか?と思った。
現在、この土地で120本ほどのリンゴを育成中です。
◎ リンゴのスパークリングワインの製造をしているそうですね?
ワインの名前は「増毛シードル」。シードル=林檎酒。
留学していた時に見たのが、スパークリングワインだった。
自分もぜひつくってみたいと思い勉強し、酒造免許も取得。
思い立ってから、免許を取るまで数年間掛かった。
販売を始めて、今年で4年目に突入。現在は、妻と二人で1年中製造しています。
◎ 味の特徴を教えて下さい。
リンゴは地元のもので、特に品種は決まっていません。
よく使用するのは、スパーキングデリシャスという品種。
季節によって、7~8種類のリンゴを使用する事もあります。
◎ 今後の目標を教えて下さい。
まだ自分の作ったリンゴは、ワインに使っていませんので早く自分のリンゴを
大きく育て、出荷したい!
「増毛シードル」は、330ml・735円で発売中です。
◎ おしまいに、堀井さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
地元で採れた新鮮&旬の野菜を食べる事です。