5月8日と15日のゲストは、山田太一さんです。
ゲストは、脚本家、小説家として活躍をされている
山田太一さんです。
山田太一さんは昭和9年、東京・浅草のお生まれ。
昭和33年、映画会社の松竹に入社され、木下恵介監督に師事
をされました。
昭和40年に松竹を退社。
以降、主にテレビドラマの分野で多くの脚本を執筆され、
代表作に「岸辺のアルバム」、「早春スケッチブック」、
「ふぞろいの林檎たち」などがあります。
また、小説家としてもたびたび作品を発表され、現在は
19年ぶりの書き下ろし作品「空也上人がいた」が発売中です。
8日の放送では、山田さんの新作小説「空也上人がいた」について
なぜ、このような小説を書くに至ったか、そして小説の中に登場する
3人の主要な人物に投影させた山田さんの想いを伺いました。
15日の放送では、戦争中に子供時代を過ごした山田さんの生い立ち、
そして東日本大震災後の日本と戦後から立ち直った日本との姿を重ねて
今後の日本について語っていただきました。