2011年4月17 「上野ファーム」
北海道と聞くと、雄大な自然、季節によって様々な美味しい食べ物が豊富な
イメージがあります。今日はそんな北海道で、観光ガーデンを営み、人気を
呼んでいる農家の方のお話です。
「北海道旭川市」「上野ファーム」の上野砂由紀(さゆき)さんにお話を伺います。
◎ はじめに北海道旭川市に関して教えて下さい。
北海道のほぼ中央に位置して、道内では札幌に次いで人口が多い。
4月でも日中の気温は10度前後。最近では、旭山動物園が、大変人気があります。
◎ 上野ファームは、どのような場所なのでしょうか?
1906年に移り住み、上野さんで4代目です。
敷地は5500坪ほどあり、以前は野菜やお米を作る農業がメインだったが
2001年頃から本格的に、観光ガーデンとして営業を始めました。
敷地内に、カフェがあり庭を眺めながら休憩も出来ます。
4月28日から10月まで営業しています。
◎ 現在の観光ガーデンをはじめたきっかけを教えて下さい。
元々、砂由紀さんの両親が、田んぼのあぜ道や空いた土地にお花を植えたりして、
景観には気を使っていました。
お母さんが、海外研修に行った際、整備された美しい農村風景を目にして、
「見せる農園」というのを意識するようになりました。
◎ 上野さんも留学をしてガーデニングを勉強したそうですが・・・
イギリスで語学とガーデニングを学び、帰国後、2001年に現在のような
ガーデニングに着手。
自身は昨年の8月に2人目の子どもを出産し子育てをしながら、
お母さんと2人でガーデンの手入れをしています。
植物に休みなし!生まれる前日まで仕事をしていました。
◎ 観光ガーデンをはじめるにあたって苦労した事はありますか?
北海道の寒さに耐えられる植物を探す事が一番苦労しました。
中々資料がなく、手探りの状態だった。
4月は「エゾエンゴサク」という青紫の花やチューリップが花を咲かせます。
ぜひ「上野ファーム」に遊びに来て下さい!
◎ おしまいに、上野さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
地元で育てられた野菜や肉を食べる事です。