2011年4月3日 「武蔵野新鮮館」
東京都武蔵野市では、街とJAが協力し、農業をもっと知ってもらおうと、
一般市民が参加できる農作業体験などを定期的に実施していますそうです。
今日は「東京都武蔵野市」「JA東京むさし」「武蔵野新鮮館」の
田中宏茂(ひろしげ)さんにお話を伺います。
◎ JA東京むさしで行っている活動に関して教えて下さい。
取り組みの名前は「武蔵野野菜・たんけん隊」です。
平成15年から始まったもので、都市化・住宅化が進む中、武蔵野市でも農家が
たくさんいる!というのをPRするためにはじまりましました。
市とJAの青荘年部が中心となり、農業をアピールするための活動を展開しています。
年2回夏と冬に希望者を募り、「農業体験」を実施しています。
◎ つい先日も行われたそうですね!
3月にも実施され、その時は地元のウド組合が中心となり、ウドを作っている室
(むろ)の見学をし、その後大根とカブの収穫をしました。
さらに地元の専門学校の生徒の協力で、収穫した野菜を使った料理がふるまわれました。
◎ 参加者の反応はいかがでしましたか?
参加者は大人と子ども合わせて25人だったが、ウドが栽培されている様子は
知っている人が少なく、反応が良かった。
料理も、どうやって作るのか、質問が多数ありました。
◎ 他にもJAでは、人気の取り組みがあるそうですね。
武蔵野市内6ヶ所ある市民農園で、土日は農園の利用者に、青荘年部が中心になって、
質問に答えたりアドバイスをしています。
◎ 今後も様々なイベントを予定されているそうですが・・・
身近な人々に農業のあり方を理解してもらうことが、都市部における「農業の持続」に
繋がると考えている。ぜひ、HPでチェックして下さい!
◎ おしまいに、田中さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
田中さんも実家が農家。
地元の物を食べる事が、よい食に繋がると思います。