2011年3月20日 「のらぼう菜」
みなさんは、「のらぼう菜」という野菜をご存知でしょうか。
この野菜は、冬から春にかけて収穫されるもので、
東京都・あきる野市の特産品なのだそうです。
今日は「東京都あきる野市」「JAあきがわ」「せきれい加工部」代表の
小室美津江(こむろ・みつえ)さんにお話を伺います。
◎ はじめに、あきる野市関して教えて下さい。
東京都の西部にあり、八王子や奥多摩町に隣接しています。
緑豊かな地域で、夏はとうもろこし、秋にかけては梨が特産品です。。
現在は、「のらぼう菜」という葉物の野菜を出荷しています。
◎ 「のらぼう菜」は、かなり歴史があります野菜だそうですが・・?
どんな野菜ですか?
あきる野市の五日市地区で栽培されてきた葉物野菜です。
江戸時代から栽培されており数百年の歴史があります。
ビタミンが豊富・無農薬で、収穫は2月~4月に行われ、
店先や即売所に並ぶ。
くせが無く茎まで柔らかいので、胡麻和えやおひたしなど、
シンプルな味付けのものに最適 )
◎ 「のらぼう菜」を使った特産品があるそうですね!
のらぼう菜を使った「おやき」。
おやきの中に入れるのではなく、葉っぱをミキサーでペースト状にし、
おやきの粉に練りこんでいます。
おやきの中には、手作りのあんこを入れています。
◎ おやきはどちらで購入できるのでしょうか?
JAの直売所「JAあきがわ五日市ファーマーズセンター あいな」で販売しています。
おやきを作るのは「せきれい加工部」の女性6名のメンバー。
販売をはじめておよそ10年。
おやきの作り方は、地元のおばあちゃんに教えて貰いました。
◎ おやき作りの講習会も行っているそうですね?
地元の小学校で年に1回「おやき作り教室」を開催しています。
小学校3年生が対象で、毎年楽しみにしていてくれます!
◎ おしまいに、小室さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
魚と野菜中心にバランスのとれた食事をする事です。