2011年2月27日 チューリップ
三月・・・。公園や道すがらで、あるいはお店などで様々な花を目にする機会が
増えてきました。今日は新潟県で栽培されている「チューリップ」のお話です。
「新潟県・新潟市」「JA越後中央」「チューリップ部会」の齊藤孝子さんにお話を伺います。
◎ 新潟県は、チューリップ栽培が盛んな土地だそうですね?
新潟県は、大正時代に全国で始めて球根栽培に成功した実績があります。
球根生産量で全国シェアのおよそ45%を占めています。
じつは新潟県の特産物のひとつ。
チューリップは、日照時間が短く、気温が低くても育つため、
新潟の土地に根付いています。
◎ チューリップを栽培する上で、気を付けている事は?
花を育てるうえで一番重要なのは、ハウス内の温度管理です!
大体15℃前後に保っています。
チューリップ自体は、10~4月まで出荷し、球根はオランダやニュージーランド
から取り寄せています。
◎ 今年のチューリップの出来はいかがでしょう?
今年は例年よりも寒いため、育ちが悪く大変だった。
最近の人気の色は、ピンク色。種類は「クリスマスドリーム」「ピンクダイヤモンド」
ぜひ、新潟のチューリップを手に取ってみて下さい。
◎ リスナーの方でもチューリップを育てている方がいらっしゃると思いますが、
育てるうえでアドバイスはありますか?
鉢植えは、一度花が咲き終わると捨ててしまう人がいるが、チューリップは球根が
成長を繰り返す。
水をあげるタイミングや温度管理に気を付けて、数年に渡って成長を楽しんで下さい!
◎ おしまいに、齊藤さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
食材は安心できる国産のものを選んで食べることです。