2011年2月13日 武蔵野食文化推進者
その土地に伝わる伝統料理を次の世代に語り継ぐ!とても大事なことです。
埼玉県のJAいるま野では、伝統料理を次世代につたえていくための「武蔵野食文化推進者」という取り組みがスタートしました。
「埼玉県JAいるま野」、「生活福祉課」の田中愛さんにお話を伺います。
◎ はじめに「武蔵野食文化推進者」とは何か? 教えて下さい。
この制度は登録制で、基本的にJA女性部のメンバーが登録しています。
地域に昔から伝わる郷土料理を次世代に残していこうと、メンバーが講習会などを
開き、料理を教えています。
次世代に伝統料理を伝えることが目的です。
◎ 現在は何人ぐらいの方が、登録していますのでしょうか?
50~60代の女性が中心で、現在20名以上が登録しています。
この取り組みは、平成14年からはじまったものです。
農家の主婦だけではなく、一般の主婦もいます。
◎ 近々、講習会を実施するそうですね!
年2回、大きな講習会を実施しています。
次回は3月を予定していて、そこでは入間市に伝わっています「ゆでまんじゅう」「呉汁(ごじる)」「ホウレンソウの白和え」の3種類を作る予定です。
◎ この制度の評判はいかがでしょうか?
地域によって料理の呼び方や作り方が多少違うので新たな発見が毎回ある。
料理だけではなく、情報交換の場としても役立っています
頑張って、いつまでも入間の味を受け継いでいきたい!
◎ おしまいに、田中さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
普段どうしても食生活が偏りがちなのでバランスのとれた食事をするように心がけています